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ニュー北京(銀座)〜銀座の真ん中でお気楽絶品の上海料理

2006年3月27日

毎回いろいろなお店のランチを紹介して、「いつもの店ではなく、弁当でもなく、知らない新しい店に行こう」とご提案しているわけだが、サラリーマンをしているとどうしてもオフィスを出られないときがある。それは仕方がないことだ。ボクだって午後提出の企画書が間に合わずデスクで弁当を食べながら書くときもある。会議弁当で済ますこともある。そういうときは“1食損した”気分になる。だって楽しくないんだもん。

でもね、弁当の世界もちゃんと探せば楽しい世界が広がっていることに、この頃やっと気づいた。たとえば今日ご紹介する「アジアンランチ」。

ここなんか、お弁当を買いに行くだけで、屋台の楽しさ、バイキングの楽しさ、知らない料理を食べる楽しさ、そしてなによりうまい料理を食べる楽しさが味わえるのである。実に秀逸。これならオフィスのデスクでの食事もわびしくない。

この弁当屋(「テイクアウト屋台」と呼ぶべきか)、街角にミニバンを止めて営業している。場所は決まっていて、今現在都内で17店(というか17バンか?)。毎日営業しているところから、週1回のみの営業まで、いろんなパターンがある。ここでひとつずつご紹介すると長くなるので、営業場所は「アジアンランチ」を参照してください。

で、この屋台、ちゃんとうまいのだ。バンの後ろを開け、そこを屋台のカウンターに見立てて、オリジナル豚角カレー、日替わりアジアンカレー、アジア各国のお惣菜を日替わりで4種、計6種の「本日のお惣菜」を並べている。お惣菜はタイ料理、中華料理、韓国料理、インド料理、ネパール料理など、様々な料理が並んでいる。

これら6種の「本日のお惣菜」を以下のように好きに選んでテイクアウトできる。

  • 「アジア3色ぶっかけごはん」600円(3つのお惣菜を選んでご飯にぶっかける)
  • 「アジアンBOX」650円(3つのお惣菜を選んで、ご飯は別)
  • 「日替わりアジアンカレー」550円
  • 「お惣菜」250円(おたま一杯分のお惣菜を別でもらえる)

客はカウンター前で「ぶっかけを、ええと、コレとコレとコレで」、「私はアジアンBOXをコレとコレとコレで」とか頼むのである。

女性を引き連れて行って、いろんな種類をオーダーして持って帰り、会議室とかに広げたりすると、オフィスがいきなりアジアン・バイキングに変わって楽しい楽しい。しかもちゃんとうまい。専門店の高級さはないが、ちゃんと「屋台の良さ」をわかっている味なのだ。下世話で気楽でガッツリうまい。いいなぁ、こういうの。なんだか元気になる。

サイトを見ると、勉強熱心な店主は実際にアジアの屋台を回り、現地の人から『屋台料理』を習ったらしい。メニューの数、なんと200種類以上。1997年から屋台を模したミニバンで営業をしていて、この「バンで営業する」というスタイルは当時他にはなかったものだそうだ。どこにも固定店舗はなく、屋台の営業のみ。その徹底ぶりもとてもいい。

屋台に行くと、懐かしいミニコミ誌的コピーを配られたりする。こういう感じもとても楽しい。上記URLで場所をチェックして、もしアナタの会社の近くに来ていたら……、オフィスの女性たちを連れて、楽しいランチ買い出しへ、ゴー!

店データ

アジアンランチ
土日祝休
ランチのみ、11:30〜13:30くらい
営業場所やメニューなどは、オフィシャル・サイトを参照してください。
http://www.asianlunch.co.jp/

さとなお

本名:佐藤 尚之。1961年東京生まれ。本職は広告会社のクリエーティブ・ディレクター。

1995年、個人サイト「www.さとなお.com」を立ちあげ、現在約1000万アクセス。ネット上での活動をきっかけに出版や連載を手がけるようになる。著書に「うまひゃひゃさぬきうどん」「ジバラン・フレンチレストランガイド」「さとなおの自腹で満足!」「沖縄やぎ地獄」「沖縄上手な旅ごはん」など。最新刊はエッセイ集「人生ピロピロ」(角川文庫)。今年は鮨の本なども予定中。

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