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第135回 芥川賞・直木賞はだれの手に?

2006年7月3日

(アライ ユキコ=フリー編集者)

第135回芥川賞、直木賞の候補作が出そろった。日本でいちばん有名で、かつ権威があるとされる二つの賞を射止めるのは果たしてだれ? 第134回芥川賞、直木賞に引き続き、今回も文学賞ウォッチャーとして知られる、大森望、豊崎由美が登場。受賞レースを完全予想&徹底分析する!

「メッタ斬り!版 芥川賞直木賞選考会」は6回の連載予定。

  1. 候補作発表を受けて、大森望&豊崎由美による受賞レース予想!!(7/3公開)
  2. メッタ斬り!版 芥川賞選考会 前編(7/6公開予定)
  3. メッタ斬り!版 芥川賞選考会 後編(7/7公開予定)
  4. メッタ斬り!版 直木賞選考会 前編(7/10公開予定)
  5. メッタ斬り!版 直木賞選考会 後編(7/11公開予定)
  6. 7月13日の受賞結果を聞いて 大森望、豊崎由美の感想(7/14公開予定)

乞う、ご期待!

さあ、今回はだれが栄冠を勝ちとるのか? 2006年7月3日、第135回芥川賞、直木賞の候補作が出そろった。

芥川賞は純文学ジャンルの、直木賞はエンターテインメイントジャンルの、それぞれ日本で最も有名な賞。受賞結果はニュースにも取り上げられ、大きな話題となり、受賞作は必ずベストセラーになることで知られている。記憶に新しいのは、2004に1月に発表された第130回芥川賞。綿矢りさ、金原ひとみという19歳と20歳の女の子ふたりがダブル受賞し、たいへんな騒ぎとなった。

さて今回は? 芥川賞では、ミュージシャンで、文壇内では過激な発言知られる中原昌也、劇作家で女優、オールナイトニッポンパーソナリティを務るなど、サブカルチャーシーンで人気を誇る本谷有希子が候補となり注目を集めている。

いっぽう直木賞は、山本周五郎賞を制したばかりの宇月原晴明の初ノミネートや、このゴールデンウィークに話題となった映画『陽気なギャングが地球を回す』の原作者、伊坂幸太郎が五度めの正直なるか?といったところが話題を集めている。伊坂氏は、過去に4度ノミネートされているが、いずれも落選している。

ここで、第134回芥川賞、直木賞に引き続き、大森望・豊崎由美の「メッタ斬り!コンビ」の登場。135回の芥川賞、直木賞の行方を徹底予想してもらった。

まずは、芥川賞候補作一覧を見て、豊崎由美がひとこと。

受賞作の予想に頭をめぐらすメッタ斬り!コンビ。左が大森望、右が豊崎由美

「『文學界』からの候補作が伊藤たかみの1作だけって!(絶句)。芥川賞の母体は文藝春秋だから、当然、文藝春秋の文芸誌『文學界』に掲載された作品が強いんです。今回は、伊藤たかみさんの「八月の路上に捨てる」以外、全部新潮社の文芸誌『新潮』の掲載作品。これは、伊藤さん、圧倒的に有利と見るべきなのか?」(豊崎)。

next: そこで、大森望がニヤリ…

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