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速報! 第3回本屋大賞受賞作は、リリー・フランキー『東京タワー』

2006年4月5日

4月5日、本屋大賞発表会場(明治記念館)にて、「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本 2006年本屋大賞」受賞作が発表されました。

結果を聞いた大森望、豊崎由美の「メッタ斬りコンビ」から緊急コメントが届きましたのでご紹介します。

大賞 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー(扶桑社)
(大森:順位予想 2位 豊崎:順位予想 1位)

2位 『サウスバウンド』 奥田英朗(角川書店)
3位 『死神の精度』 伊坂幸太郎(文藝春秋)
4位 『容疑者Xの献身』 東野圭吾(文藝春秋)
5位 『その日のまえに』 重松清(文藝春秋)
6位 『ナラタージュ』 島本理生(角川書店)
7位 『告白』 町田康(中央公論新社)
8位 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男(文藝春秋)
9位 『県庁の星』 桂望実(小学館)
10位 『さくら』 西加奈子(小学館)
11位 『魔王』 伊坂幸太郎(講談社)

詳しくは本屋大賞ホームページ

大森望のコメント(順位予想はコチラ

まあね、本屋大賞がメジャーになるためにはよかったんじゃないですか。リリー・フランキーの『東京タワー』に戴冠された唯一の文学賞ってことで、テレビのワイドショーはじめ各媒体で報道されるはずだし、『東京タワー』をもう読んだ人が他の候補作を買ってくれるかもしれないし。

にもかかわらず、知り合いの書店員のみなさんは一様に肩を落とし、「だれが投票したんでしょうねえ」とぼやいてるんです。投票制の賞は民主主義のルールに則って受賞作が選ばれるわけだから、本屋大賞がメジャーになって投票者が増えれば、やっぱりよく読まれたものが強い。島田雅彦氏の言葉を借りれば「文字通り民主的な作品!」が受賞するわけです。

2位以下では、『さくら』の10位が不覚。まさかこんなに支持者が少ないとは。『告白』と『ベルカ』が最下位を争うことにならなかったのはもっけの幸いだけど、やっぱり7位と8位か…。

今回の傾向が本屋大賞のメインストリームとして固定されるのか、また揺り戻しがあるのか、次回に注目したい。

next: 豊崎由美のコメント…

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