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「脳に最適」か?

最後に「脳に最適なトレーニングなのかどうか?」という点について。

実は、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をプレイし始めて5日目に、最高の脳年齢20才を記録してしまった。えらくなったわけじゃない。ゲームとしてのコツをつかんだから、最高点を取れただけだろう。脳が鍛えられた実感はない。その証拠に今日も3日前の夕食は思い出せない。

どのトレーニングも単純な繰り返し作業を短時間集中して行なわせるタイプなので、準備運動のような心地よさを味わえる。ぱっと集中して、ぱっと解放される。脳をリフレッシュした気になる。そういった意味での脳のトレーニングにはなるだろう。

世の中に存在する問題が、数分間集中して、ぱっと解決できるものばかりならいいのに。

米光 一成(よねみつ・かずなり)

1964年生まれ・広島県出身。コンパイル、スティングを経て現在フリーランス。「ぷよぷよ」「トレジャーハンターG」「バロック」「キングオブワンズ」などを企画監督脚本。ゲームデザイナー、ライターなど幅広く活動中。池袋コミュティカレッジで「発想力トレーニング講座」講師をつとめる。立命館大学教授。著作に『日本文学ふいんき語り』(麻野一哉・飯田和敏・米光一成/双葉社)、『デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!』(米光一成編著/マイクロマガジン社)など。「こどものもうそう」ブログを更新中。web本の雑誌にて、鼎談企画「脳を鍛える!ゲーム化会議」連載。「ユリイカ」9月号(特集「理想の教科書」)に、「対決する学生のための国語教科書試案」を寄稿してます。

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