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やはり注目は靴! バリーの今春キーアイテム

2007年3月8日

 メディアに溢れるファッション情報のなかから、ビジネス・エグゼクティブ必見の旬の話題を厳選してお届けします。今回はスイスのラグジュアリーブランド、バリーにフォーカス。銀座・並木通りにあるバリーブティック銀座店で今シーズンのキーアイテムを聞きました。

(文=宮沢 知奈、監修=プライヴ編集部)

1851年、スイスのシェーネンヴェルト村で設立されたバリーは、世界最古のラグジュアリーブランドと言われています。創始者のカール・フランツ・バリーは、もともとサスペンダーとリボンの織物工場を父から受け継いで経営していました。1950年に商用でパリを訪れた彼は、繊細で美しい高級婦人靴に魅了され、妻のために何足もの婦人靴を購入してスイスへ戻ると、すぐさま靴の生産技術の開発を始めました。ちょうど時代はマス・プロダクションの波が到来した頃。靴の製造工程を近代化し、高品質を保ちつつ大量生産を実現したバリーは、グローバルな高級靴ブランドとしていち早く世界の市場に浸透していきました。

1976年にウェア、バッグ、革小物などを導入し、今やグローバルなトータルファッションブランドとなったバリーですが、その原点ともいえるのが靴。156年の歴史のなかでストックしてきた木型は数十万足にも及びます。残念ながら木型の現物は火災で焼けてしまったそうですが、そのデータは今もすべて保存されていて、“履き心地の良い靴作り”に生かされています。早くから世界各国でビジネスを行ってきたので、様々な国の人々の足型に関する情報も豊富。そうした背景から、日本人の足に合う靴が多いのもバリーの魅力です。バリーブティック銀座店の店長、山本敦子さんに、今シーズンの紳士靴のラインナップのなかからキーアイテムBEST3をあげてもらいました。

第1位は「スクリーブ」。「バリー誕生100周年にあたる1951年に登場した、バリーの最高峰ラインです。こだわりの素材を使い、熟練した職人がハンドメイドで作り上げています。製法はグッドイヤーウェルト。アッパーには最高級のフレンチカーフを使用しています。インソールとミッドソールにはコルクとゴムを細かく切って混ぜ合わせた『コークフィラー』が入っているので、履くほどにその人の足にあった形状になります」。

スクリーブ コレクションより、写真右は最新モデルの「アリック」(12万750円)。左はダービー・ウイングチップの「アデルモ」(12万750円)。3本ステッチが3本入っているのはスクリーブの特徴。「アーカイブ・コレクション」2モデル、「メイン・コレクション」4モデルの全6モデルからなる、クラフトマンシップ溢れる最高級ライン

職人の手描きのサインが入っていて、修理(有償)はその職人が担当してくれるそうです。プレーントゥ、ウイングチップ、モンクストラップなど6つのモデルがあり、写真右のストレートキャップの「アリック」が最新モデルとなります。

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