「ヴィヴィアン・ウエストウッド」も人気ブランドのひとつ。「ハンカチーフを2〜3枚組み合わせてギフト用途にセレクトする場合、ベーシックなものだけでなく遊び心のある色やデザインのものをプラスされる方が多いのですが、そんな時に人気なのがヴィヴィアン・ウエストウッドやニコルといったブランド。特にヴィヴィアン・ウエストウッドは独自の世界観を構築していて固定ファンも多い。ブランドモチーフの『オーブ』を取り入れたデザインが売れ筋です。このブランドに関しては無難なデザインよりも個性的な色・柄が売れますね」。

ヴィヴィアン・ウエストウッドの今秋冬商品。ベーシックなデザインが主流のメンズのハンカチーフには珍しい個性的な色・柄が魅力。人気はブランドモチーフの「オーブ」をあしらったもの
川辺が手掛けるハンカチーフは1000円、500円がコアプライスで、「セリーヌ」「ヴィヴィアン・ウエストウッド」では1000円(税込み1050円)のハンカチーフが人気。一方、500円(税込み525円)のハンカチーフでヒットしているのが「DKNY」です。「地色と同系色でロゴをあしらった無地っぽく見えるベーシックな柄が売れ筋ですね。無地ライクの安心感のあるデザインはギフトとしても好まれ、適度なカジュアル感も人気の理由です」。
メンズのアンダーウェアやソックスなども、かつては奥さんが本人の代わりに購入するケースが主流でしたが、最近では自分でこだわりを持って選び、購入するという男性が増えています。ただ、実用小物とファッション小物の2つの側面を持ち、しかもギフト需要の大きいハンカチーフのマーケットにおいては、そうした流れはまだ見えないようです。「ファッションにこだわる人は、ブランドショップに行って買われますし、一方ではハンカチーフを持たない人もいて、現状は二極化しているといえます」。ただ、今後、婦人服飾フロアだけでなく紳士フロアでもメンズのハンカチーフを展開する百貨店が増えてくれば、マーケットにも新たな潮流が生まれる可能性はありそうです。
川辺では、顔のテカリをとってくれる「皮脂とり加工」を施したもの、消臭効果のあるAg(銀)加工を施したものなども扱っているので、機能に着目してみるのもおすすめ。「過去に形態安定加工を取り入れたことがあったのですが、その当時の加工だと手触りが固くなりがちだったんです。最近になって風合いの良いものが開発されつつあるので、今後は形態安定加工を施したシワになりにくいハンカチーフも提案していきたいなと思っています」。
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