【中級編】第1回 「魔の30分」と日経平均株価の関係
日経平均株価の動きが激しくなっている
昨年後半とはうって変わって、今年に入ってからの日本の株式市場は一進一退の動きになっています。日経平均が1万6000円を割ると、調整が入るだろう、との予測もありましたが、1月16日の「ライブドアショック」の影響が少なからず響いていると思われます。
ところで、ライブドアショック後の日経平均株価の動きを見ると、上下の振れ幅が大きくなっている傾向があることが分かります。1日の中で、安値に対して高値が何%高いかを調べて見ると、ライブドアショック前の2005年11月1日〜2006年1月16日(48日間)では1%前後に集中していて、最高でも2.84%です。一方、ライブドアショック後の2006年1月17日〜2006年3月9日(38日間)では1%を越える上下が多くなっていて、最高では4.42%になっています(図1)。

東証は取引時間が30分短縮されている
ライブドアショック時には、ライブドアはもちろんのこと、それ以外のネット関連銘柄を中心に多くの銘柄にも売り注文が殺到し、東証の処理能力の限界に迫って、1月18日には東証の取引が午後2時40分で打ち切られるという異常事態になりました。さらに、翌19日から午後の取引の開始時刻が午後1時になり、取引時間が通常より30分短縮される状況が続いています(図2)。東証は5月にシステムを増強することを予定していて、それまでは午後の取引時間が30分短縮される状況が続く予定です。

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