第25回 移動平均線の見方をマスターしよう
株価の動きを平均してグラフ化する
株価チャートを見ると、株価に寄り添うようにして折れ線が引かれていることがよくあります。一般的なチャートの場合、それは「移動平均線」というものです(図1)。
「移動平均」というと、何やら難しげな感じがありますが、中身はシンプルです。例えば、直近の5日間で株価(終値)が500円、510円、520円、530円、540円と上昇してきたとすると、5日間の移動平均は、(500円+510円+520円+530円+540円)÷5=520円になります。このように日々の移動平均を計算し、それを折れ線グラフにしたものが、移動平均線になります。
上の例では日々の株価から移動平均を求めましたが、週足や月足のチャートで移動平均線を引くこともできます。また、上記の例では5日でしたが、実際にはもっと長い期間を使うことが多く、日足なら25日や75日、週足だと13週や26週にすることが一般的です。

移動平均線は株価の動く傾向を表す
日々の株価は上がったり下がったりしますが、移動平均はある期間の株価を平均したものなので、移動平均線は比較的滑らかな動きをします。そのため、移動平均線は株価の傾向を見る際によく使われます。
株価が上昇傾向のときは、移動平均線は株価の下に位置します。一方、株価が下落傾向になると、移動平均線は株価の上に位置します。例えば、先程の図1では日経平均株価は上昇傾向になっていますので、移動平均線は株価の下に位置していることが分かります。
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