番外編 「ライブドアショック」が市場を揺るがす
※本稿は1月18日午後4時までの情報に基づいて執筆しています。その後の最新状況は、各種ニュースサイトなどでご確認ください。
ライブドアに強制捜査が入った
ライブドアは、ニッポン放送の株を買い占めてフジテレビと争ったり、社長の堀江氏が衆議院選挙に立候補したりと、昨年何かと話題を振りまきました。そのライブドアに1月16日夜、東京地検特捜部が強制捜査に入るという事件がありました。現状では、以下の点が捜査の対象となっています。
●マネーライフ社買収に関する偽計まず、ライブドアの関連会社である「ライブドアマーケティング」が、出版社の「マネーライフ社」を買収した時期について、虚偽の情報開示をしたこと(偽計)があります。
ライブドアマーケティング(当時はバリュークリックジャパン)は、2004年10月にマネーライフ社を株式交換で子会社化することを発表しました。しかし実際には、ライブドアが実質的に支配している投資組合が、2004年4月にマネーライフ社を買収していました。これが虚偽の情報開示になるとされています。
●ライブドアマーケティングの粉飾決算と風説の流布また、ライブドアマーケティングが粉飾決算を行ったともされています。
2004年11月12日に発表した決算で、実際には赤字であったにも関わらず、売上を水増しして黒字決算を発表した疑いがあります(風説の流布)。このことによって、株価を吊り上げようとしたと見られています。
●ライブドア本体の粉飾決算さらに、ライブドア本体も粉飾決算を行っていたという報道も出てきました。2004年9月期の決算で、ライブドアの傘下にある「ロイヤル信販」(現ライブドアクレジット)などからライブドア本体に利益をつけかえて、利益を水増ししていたというものです。
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