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第20回 株価と利益の関係から割安な銘柄を探す

2005年12月8日

株価は利益に大きく左右される

株価を動かす要因はいろいろあります。例えば、「画期的な新製品が発表された」といったニュースが出れば、その会社の株価は大きく上がります。また、何らかの噂が広がって買いが集まり、それで株価が上がることもあります。これら株価が動くきっかけを一般的に「材料」と呼んだりもします。

その材料の中でも、株価に影響するもっとも大きな要因は、「その会社がどれだけ利益を上げているか」という点でしょう。利益が大きく出ている会社なら、株主に多くの配当を出すことができます。また、将来のために新たな設備投資をして、さらに利益を伸ばすこともできるでしょう。したがって、利益が多い会社ほど価値が高いと考えられ、株価も高くなりやすいわけです。中間決算などが発表された後、株価が大きく変動することが多いのはこのせいです。

「1株あたり利益」をチェックする

ただ、株価を決めるのは、会社全体の利益の額ではありません。「1株あたりの利益」が重要です。1株あたりの利益が多いほど、1株あたりの価値が高いと考えられますので、株価も高くなります。

1株あたり利益は、当期純利益(税金を引いた後の最終的な利益)を、発行されている株式の数で割った値です。例えば、当期純利益が50億円で、発行済み株式数が1億株の会社の場合、1株あたり利益は以下のように求められます。

1株あたり利益=50億円÷1億株=50円

1株あたり利益の情報は、金融情報のサイトや証券会社の情報サービスで調べることができます。例えば、Yahoo!ファイナンスの場合、個々の銘柄の情報を表示すると、その中に「1株利益」という欄があり、それが1株あたりの利益を表しています(画面1)。なお、1株あたりの利益は英語で書くと「earnings per share」となり、略して「EPS」と呼びます。

画面1:Yahoo!ファイナンスで1株あたり利益を調べる

next: 株価と1株あたり利益の関係を表す「PER」

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