表1のような注文方法を取ることもできます。これらの方法を活用することで、新規注文と決済注文を同時に出したりなど、さまざまな手法を取ることができます。
例えば、1ドル=115円になったらドルを買いたいとします。そして、その後に1ドル=110円になったら損切りして損失を確定し、1ドル=120円になったら利益を確定したいとします(図1)。
この場合、「IFD」と呼ばれる注文方法を使います。115円の指値で買いの新規注文を出し、それと同時に110円の逆指値と120円の指値の売りの決済注文を出しておきます。

その他の処理
売買の注文のほかに、FXのための投資情報を入手したり、現在のポジション(持ち高)の確認をしたりする機能があります。投資情報としては、為替レートを確認したり、直近の為替レートの変化をグラフ(チャート)で見たりする機能があります(画面3)。また、アナリストによる為替市場の動向の解説などを得られる証券会社もあったりと、会社ごとに異なるサービスを提供しているようです。

画面3:株価の動きをチャートで確かめる
円高を利用して利益を上げることもできる
FXでは、「現時点で円を借りて外貨を買い、後で売って決済する」という売買だけでなく、「現時点で外貨を借りて売り、しばらくした後に買い戻して決済する」という売買をすることもできます。 買いから入って売りで決済する場合、円安が進むと利益になり、円高になると損失になります。一方、売りから入って買い戻しで決済する場合はこの逆で、円高になると利益になり、円安になると損失になります。
このように、FXでは「円高局面を利用して利益を上げることもできる」点が外貨預金にはない特徴です。ただし、現状の金利状況では、買いから入るときはスワップポイントを受け取ることができるのに対し、売りから入ると逆にスワップポイントを支払うことになります。この点には注意が必要です。
前述の通り、FXのサービスは各社で異なります。手数料やスワップなど、金利の差も大事ですが、資金の保管方法がどうなっているかなど、内容を十分に確認して業者を選択するべきでしょう。
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