このページの本文へ
ここから本文です

第17回 外国為替証拠金取引(FX)の基本

2005年11月17日

「外国為替証拠金取引」が流行している

このところ、投資商品の中で「外国為替証拠金取引」が話題に上ることが多くなりました。「外国為替証拠金取引で大きくもうけた」というような話がある一方で、業者とトラブルになっているという話もよく聞きます。

確かに、ネット証券の中にも外国為替証拠金取引のサービスを始めるところが増えてきました(画面1)。そのようなネット証券で株の取引をされている方なら、専用の口座を追加で開設することで、取引を始めることができます。

外国為替証拠金取引は、外貨預金と似たところがありますが、外貨預金よりも仕組みがずっと複雑な金融商品です。使い方によってはかなりハイリスクにもなり、多額の損失を出してしまうこともあります。仕組みをよく理解してから始めるべきものです。

なお、外国為替証拠金取引は、業者によって「外貨証拠金取引」、「為替証拠金取引」、「通貨証拠金取引」などとも呼ばれます。また、「FX」と略して呼ばれることが多く(Foreign eXchangeの略)、本稿では、これ以後FXと呼ぶことにします。

画面1:外国為替証拠金取引ができるネット証券が増えた(マネックス・ビーンズ証券の例)

証拠金を担保にして外貨を売買する

FXの特徴を一言で述べるなら、「証拠金を担保にして、外貨を売買する取引」と言うことができます。外貨預金は、自分の持っている円をドルなどの外貨に変えて預金し、後日に外貨から円に戻すというものです。あくまで、自分で持っているお金の範囲で、外貨を買うことになります。

一方のFXでは、自分の持っているお金で直接外貨を買うのではなく、持っているお金を担保(証拠金)にしてお金を借り、それを使って売買を行います。証拠金よりも大きなお金を運用することができますので、少ない元手で大きな取引をすることができるのが特徴です。例えば、10万円の証拠金を元手にして100万円を借り、その分のドルを買う、といった取引をすることができます。

少額の証拠金で始めることができる

FXの魅力の一つとして、「少額の証拠金から始めることができる」という点があげられます。 証券会社によって、また通貨の種類によって、必要な証拠金の額は異なりますが、最低で数万円程度から始められるものが多くあります。特に、マネックス・ビーンズ証券では必要な証拠金がかなり安く抑えられています(表1)。

ただし、外貨預金や外貨建てMMFとは違って、1単位の売買金額が大きいという制限があります。マネックス・ビーンズ証券では、1000通貨単位(1000ドルなど)が最小単位になっています。他の証券会社では、1万通貨単位になっている場合もあります。

next: 「レバレッジ」の効果

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る