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第14回 ETFとREITを買ってみよう

2005年10月27日

株価と連動する投信「ETF」

前々回に「投資信託」についてお話しましたが、投資信託のメリットは「少額から分散投資ができる」という点です。一方、株に比べて一般的に販売手数料が高く、また商品ごとに取り扱い証券会社が異なるなどのデメリットもあります。

このデメリットを解消し、株と投資信託の両方のメリットが享受できる「ETF」という商品が登場しました。ETFは英語の「Exchange Traded Fund」の頭文字をとったもので、日本語では「株価指数連動型投資信託受益証券」と呼びます。名前は複雑ですが、大まかに言えば「市場に上場されていて、値動きが特定の株価指数に連動する投資信託」のことを指します。

今述べたように、一つ目の特徴は、「市場に上場されている」ということです。そのため、一般的な株式と同じように売買することができます。リアルタイムで値段が変動しますので、指値や成り行きを指定して売買することができます。売買時の手数料も、株とまったく同じ扱いになります。また、どの証券会社でも売買することができます。

ETFのもう一つの特徴は、日経平均株価やTOPIXなど、株式市場全体の値動きを表す指数に連動した値動きをするようになっていることです。そのため、幅広い銘柄に分散投資するのと同じような働きがあります。なお、特定の業種全体の値動きに連動するETFもあります。ただし、このタイプの商品は取引されている量があまり多くなく、売買しにくいというデメリットがあります。

ETFをネットで取引する

前述したように、ETFはどの証券会社でも購入することができます。もちろん、ネット証券でもOKです。注文方法は株とまったく同じで、注文を出す際には、銘柄/口数/指値か成り行きの条件を指定します(画面1)。

また、ETFの取引単位は、日経平均株価に連動するものは10口単位で、TOPIXに連動するものは100口単位。1口あたりの値段は、日経平均株価/TOPIXとほぼ同じです。本稿執筆時点では、日経平均株価が1万3100円強、TOPIXが1380ポイント弱ですので、どちらに連動するものを買っても、13〜14万円程度の資金で済みます。

さらに、証券会社によっては、ETFをミニ株(第7回参照)で買うこともできます。ミニ株だと売買単位が10分の1になりますので、1万3000円〜1万4000円程度で買うことができます。

ETFにはいくつかの銘柄がありますが、売買は一部の銘柄に集中しています。売買が少ない銘柄だと取引しにくいので、売買の多い銘柄にするのが無難です。「日経225連動型上場投資信託」(証券コード:1321)や、「TOPIX連動型上場投資信託」(証券コード:1306)などが、多く売買されています。

画面1:ETFの買い注文を出す例(マネックス・ビーンズ証券)

next: 不動産に分散投資する「REIT」

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