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第11回 ネット証券で「個人向け国債」を買う

2005年10月6日

リスクを抑えるために分散投資する

投資をする際、特定の商品に資金を集中すると、リスクが高くなります。例えば、一つの会社の株式に資金を集中投資した場合、その会社が倒産すると資金が0になってしまいます。

「卵はひとつのかごに盛るな」という格言があります。一つのかごに卵をすべて盛ると、そのかごを落とすと卵が全部割れてしまいます。しかし、複数のかごに盛っておけば、その中の一つのかごを落としても、残りのかごの卵は割れずに済みます。

この格言のように、多くの銘柄に資金を分散して投資すれば、リスクを抑えることができます。また、株式以外の商品も組み合わせて投資すれば、リスクをより抑えることができます。

ローリスクな「個人向け国債」

ネット証券では主に株式を売買しますが、他の金融商品を売買することもできます。上で述べたように、リスクを抑えるためには他の金融商品も組み合わせることが重要です。

そこで、今回から数回に渡って、株式以外の商品をいくつか取り上げます。今回はその第一歩として、「個人向け国債」をご紹介します。

「国債」とは、国が借金をする際に発行される証書のことです。国債を購入すると、満期の時点で額面金額が償還されます。また、多くの国債では、半年毎に利息を受け取ることもできます。

国債にはいろいろな種類がありますが、その一つに「個人向け国債」があります。名前の通り、私たち一般個人をターゲットにした国債です。証券会社で扱われている商品の中では、ローリスク・ローリターンなものと言えます。

個人向け国債の概要

個人向け国債は、個人でも買いやすいような商品特性になっています。

まず、売買単位は1万円です。1万円の整数倍(=1万円、2万円、3万円…)で投資することができます。株式だと数十万円必要な銘柄が多いですが、それに比べるとはるかに手頃です。

満期は10年で、半年毎に利息が支払われます。利率は変動型で、半年毎に利率が見直されます。10年固定利付国債(満期が10年で、利率が一定の国債)の利率を基準に、そこから0.8%引いた利率が適用されます。

現時点で、銀行の10年のスーパー定期(預入金額300万円未満)だと、金利は年0.15%程度です。一方、個人向け国債の利率はそれよりも高くなっています。例えば、平成15年3月に発行された第1回個人向け国債では、図1のような利率になっています。

募集は年に4回行われます(3、6、9、12月)。次回の募集は、12月の初旬〜中旬になります。

なお、個人向け国債の詳細については、財務省の個人向け国債のホームページをご参照ください。

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