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本格派の長期保有型投信が理想

まあ、いろいろ取らぬタヌキの皮算用を並べてきた。実は「7年でも10年でも2倍になればいいや」の長期運用を、自分でやっていくのも結構しんどいこと。

有効な選択肢はやはり投信である。とりわけ、本格派の長期保有型投信があってくれればありがたい。自分で運用を考えなくても、本格派のファンドをどんどん買い増していけば、結果的に満足のいく財産づくりができてしまう。

例えば、設定後2年と2カ月になろうとしている「ありがとうファンド」は、年12.9%でまわっている。まさに、「6年で2倍になればいいや」のペースで長期航海を進めてくれているわけだ。

こういった本格派の長期保有型ファンドが、全国各地で次々と産声を上げてくれると、どれだけいいことだろう。なにしろ、投信は1万円からどんどん買っていける。別に500万円たまるまで待つ必要もない。

若いうちから、ぜいたくをすこし我慢してファンドをずっと買っていって、気がついたらそこそこの財産づくりができていた。そんな図式が日本中でみられるよう、お手伝いしたいものだ。

澤上 篤人(さわかみ・あつと)

1947年生まれ。ジュネーブ大学付属国際問題研究所国際経済学修士課程履修。キャピタル・インターナショナル社を経て、スイス・ピクテ銀行日本代表、ピクテ・ジャパン代表取締役。1996年、さわかみ投資顧問(現・さわかみ投信)を設立。

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