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金利上昇に強い銘柄の選び方は

では、金利が上昇しても利回りが下がらない銘柄はどのように選べばよいのだろうか。もちろん借入比率の低い銘柄を選んでおくことは言うまでもない。しかし、金利が上昇傾向になると、借入比率の低い銘柄に人気が集まることで時価は高くなってしまうのだ。

例えば、上場不動産投信のうち唯一借入金がない「フロンティア不動産」は、高く買われているために、予想利回りが最も低くなっている(図表参照)。時価が高くなっていると売却益があまり期待できない。

ここが難しい点である。不動産投信は利回りと売却益の両方を期待する金融商品なので、借入比率のほかに、投資対象不動産の内容や稼働率など「不動産自体の価値」を十分見極めた上で、総合的に判断することが必要だ。

■「あなたのお金指南塾」バックナンバーはこちらでお読みいただけます。

紀平 正幸(きひら・まさゆき)

多摩大学大学院客員教授(パーソナル・ファイナンス)。ライフカウンセラー・心理カウンセラー。

ライフプランにかかわる幅広い分野について、テレビのコメンテーターや、公的機関、金融機関、企業、一般生活者などを対象とした講演、執筆、個別相談を行うかたわら、大学付属病院の精神科病棟で心理カウンセリングのボランティア活動を行っているなど、経済的な問題にとどまることなく心の問題まで人生の生き方全般について関わっている。

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