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先日、華々とオープンした表参道ヒルズ。そのヒルズを背に青山通り方面に歩けば、たくさんの海外高級ブランド店が立ち並ぶ大人の街、原宿方面に向かえば、若者が集う最新のトレンドショップが多数ある。だが、一歩通りを入ると閑静な住宅街となり、昭和を彷彿させるノスタルジックな景観も垣間見れる不思議な街だ。次々と個性的で最先端の店があらわれる街でありながら、多彩な顔をこの街は持っている。

そんな新しいものと古いものが混在した表参道を、学生時代から馴染みがあるという小山薫堂さんに歩いてもらった。

「今から20年前、大学4年生の時に、竹下通りにタレントショップのような店を開きました。ちょうどセーラーズがヒットしたころで、そんなブームにあやかろうかなと。ビルの2階に店をオープンさせたのですが、全然人がこなくて…。10カ月でつぶれましたね(笑)。その頃からこの周辺でご飯を食べたり、ぶらぶら散歩をすることが多くなりました。1日の大半を表参道で過ごしてましたね」。

熊本・天草生まれの小山さん。高校卒業後に上京し、都会の情報が流れる早さ、そして街の華やかさに驚いた。その中でも表参道は、新しさの中にも古い街並みが同居しているところが一番の魅力だという。

雑踏を抜け裏通りを歩いている最中にも、味のある建物や懐かしいショップを見つけては、「ここに金物屋さんがあって、あっちにアンティークショップが・・・」と興奮気味に説明してくれる。

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