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「私が住んでいた金沢は現代的な町並みの中にも数多くの歴史的遺産が息づいていて、新しいものと古いものが混在している、そんな町です。伝統工芸品はもちろん有名ですが、三食暈し込みや虫喰いなどのアクセントが自然美とされる加賀友禅のような、不完全なものに趣を感じる。そんなゆったりした時間の中で暮らしてきたので、事務所のオーディションで上京してきたときは、高層マンションやホテルなど、これまで見たことのない近代的な建物を目にして、とっても驚きました。『なんだ、この未来都市は!』なんて」(笑)。

高層建築物だけではなく、人の多さにも驚かされた。金沢ではプライベートシアターかというぐらい映画館はいつもガラガラ。だが、東京では映画ひとつ観るのでも列を作らなければならない。電車ひとつ乗るにも駅のホームには常に人が群がっている。そういった景色を見てあらためて都会とはこんなところなんだと感じたという。そんな戸惑いもありつつ、田中さんが上京して初めて住んだところは京王線笹塚駅の側にあるマンションだった。

「会社の寮という形で借りた単身者用のマンションでした。6畳のワンルームで初めての一人暮らし。事務所内では、新人のときにそこのマンションに住むと出世するなんていわれていたのですが、どうだったのかしら(笑)。何もかもが新鮮で楽しかったけど、まだ一人暮らしを満喫するという余裕はなかったかもしれませんね」

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