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江東区清澄──繁華街から離れた場所に誕生した国際的なアートスポット

2005年12月2日

(小川 敦生=編集委員室編集委員)

東京メトロ清澄白河駅から徒歩7分。「清澄庭園近くのあるビルに、数軒のギャラリーがオープンした」というので出かけてみた。平日の昼間に行ったからだろうか、近辺では高齢者を多く見かけた。近くに商店はあまりない。地図の通りに歩いて行くと、セメント工場の正面に出た。ギャラリービルがあるはずの場所には倉庫が建っていて、数台のトラックが荷物の積み込み作業をしている。

ギャラリーが入ったビルは現役の倉庫。取材の日も、トラックが荷物の積み込みをしている最中だった。

こんな場所にギャラリーがある、というのは、決して意外なことではなかった。今回、話をうかがうために取材に行ったそのギャラリーは、元々同じ江東区の佐賀に建っていた「佐賀町食糧ビル」という老朽化したビルに入っていたもの。ビルが解体されることになって移転したのが、中央区新川の、やはり倉庫のような建物だった。

ギャラリーと言えば、銀座や青山のような繁華街、あるいは富裕層の住む住宅地にある、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるだろう。だが、そのギャラリーは、何度引っ越しても(と言っても今回が3度目だが)そんなイメージとはかけ離れたロケーションを選んでいた。

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