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ナイキとアップルの提携が育むスポーツ音楽の新発想

2006年6月8日

シューズに忍ばせたセンサーが走るペースを拾い、iPod nanoがトレーナー代わりになってくれるという「Nike+iPod」スポーツキット。う〜〜む、そう来たか、しかしそれができるなら、今後スポーツ音楽の新マーケットが大きく成長して行くと思える。それも、やり方次第、もっともっと柔らかいデジタル指向で発想していけば、素晴らしいデジタルライフが送れるようになるぞと大いに期待が膨らむ。

プレイリスト共有機能、iMixが本領発揮

発表は5月23日。ニューヨークのイベント会場でナイキのマーク・パーカーCEO(最高経営責任者)と米アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズCEOが「音楽とスポーツを新たな次元に引き上げる」と宣言して新製品開発の発表を行った。製品は発表から60日以内に29ドルで販売開始されるという。要するに7月22日までには発売されるというわけだ。

今のところ、実際の製品がどんな機能を持ち、どうワークアウトのスタイルを変えてくれるのか具体的には分からない。しかし、米ナイキの用意した製品紹介ページなどをチェックしてみると、シューズに埋め込むセンサーやそれを管理するソフトウエア群の他、30分程度のエクササイズに合うよう選曲をしたライブラリ、あるいは79分に渡る「ロングラン」選曲なども用意されることになっているようだ。選曲されたライブラリはiTunes Music StoreにiMixとして配置され、ITMS経由でワンクリックで購入可能になる。

想像するに、Nike+向けにiMixで提供されるライブラリは、想定したワークアウトに気分的に合いそうな曲を並べ、テンポも最初はゆったり、中盤に速くなるように選曲したものなのだろう。原稿執筆時点ではまだiTMSに楽曲の提供が始まっていないので、想像の域をでないが、そんなところだろう。

このiMixと言われる機能。iTMSに組込まれた、「お気に入りプレイリスト共有機能」だが、これが絶大な効果を発揮しそうだ。気に入って聴いている曲が何1000曲あろうとも、ジョギングやウオーキングにちょうど良いテンポの曲を選び出すのは難しい。そんなときに時間と情熱とセンスを持ち合わせた音楽ファンが選び出してくれたiMixは手っ取り早くその世界に飛び込むのに好都合だ。

next: 楽曲にテンポ・メタデータが付く日…

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