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iPodシェアダントツのアップルが向かう先〜フィル・シラー上級副社長に聞く

2005年11月18日

(林 伸夫=日経BP社編集委員室 編集委員)

満員電車の中で白いイヤホンをしている人がやけに目につく。11月16日に発信されたAppleからのメッセージによると、日本でのシェアが60%に近づいたという。さもありなん。そんな絶好調の日本のマーケットをチェックしにきた米Apple Computerのワールドワイドプロダクトマーケティング担当のフィル・シラー上級副社長を捕まえて「もっと柔らかいデジタルを」と直訴してきた。

9カ月間で2000万台上乗せ

日本版iTunes Music Storeの打ち上げイベント(2005年8月4日)でAppleのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は3月末までに累計2180万台を売ったと胸を張った。それから3カ月、その勢いは止まらず、世界の携帯音楽プレイヤーはiPod一色に染まりつつある。日本でも状況は全く同じ。文字通りの独走態勢に入った。

フィル:iPodの魅力を感じ取ってくれるユーザーのおかげで、ついに累積の発売台数は3000万台になりました。注目してほしいのは加速度的に販売が伸びているということです。発売開始後1000万台を売るには3年間かかりました。2004年の年末までです。しかし、その後、今年に入って9カ月間で2000万台を上乗せしました。

確かに、iPod人気はすさまじい。通勤電車の中でも白いイヤホンコードを耳にしている人をたくさん見かける。中には、iPod人気にあやかって、白いイヤホンコードを採用している他メーカーの携帯デバイスを持っている人もいるにはいるが、多くはiPodユーザーだ。

2003年のMacworld(サンフランシスコ)で講演するフィル・シラー上級副社長
写真:三井 公一(サスラウ)

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