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高度化する渋滞情報サービス。ホンダ・インターナビの取り組み

2005年6月8日

渋滞が好きなドライバーは、まずいないだろう。

目的地までスムーズに走りたいというのはドライバーの基本的なニーズであり、一方で、渋滞に巻き込まれないことはCO2排出量の軽減にもつながる。

ちなみに日本全国の渋滞による損失時間を金額に換算すると、年間12兆円/一人あたり年間9万円!!(国土交通省試算)。いやはや、我々はずいぶんと損をしているのである。

リアルタイム渋滞情報「VICS」の普及と弱点

世界的に見ても渋滞の多い日本では、早期から、ハイテク技術による渋滞発生状況の把握と、ドライバーへの情報提供を積極的に行ってきた。その先駆けが、カーナビの基本的な機能となったリアルタイム渋滞情報提供システム「VICS(Vehicle Information and Communication System)」だ。

VICSは道路上のセンサー群で収集した渋滞情報を、FMラジオ波や路上の電波/光ビーコン(通信機)を使ってカーナビに提供するシステム。1996年のサービス開始後、カーナビの基本的な機能として一気に普及した。カーナビをお持ちの読者なら、渋滞を示す地図上の「赤い矢印」はおなじみだろう。

しかし、VICSは万能ではない。

路上センサーで渋滞情報を集めるVICSは、当然ながら、センサーのない道路の渋滞状況はわからない。また、システムや所轄の問題で、渋滞情報の提供が約10分遅れであり、県境をまたいだ渋滞情報は提供されない仕組みになっている。

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