一例を挙げれば、第2打で池を越す代表作が「オークランド・ヒルズ」の16番、パー4。距離は短いが、右にドッグレッグするコーナーがすべて池で、グリーン直前まで迫る。1972年の全米プロ選手権で、G・プレーヤーの離れ業が勝因になって大いに賞賛された。第1打を右に曲げ、池の手前の湿地帯。しかも、目前に柳の木がスタイミーになる場所から、9番アイアンの第2打を30㎝につけたのがウィニングショットとなったからである。日本国内での彼の設計コースは「グランディ那須白河」1コースのみだが、ここもまたヒロイックデザインの要素が随所に現れているといえよう。
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同じくイースト9番。364ヤード、パー4。 大胆に取り入れたウォーターハザードが特徴的 |
今と違って、パーシモン・ドライバーと糸巻きボールで300ヤードも飛ばすスタープロの技術が大観衆を魅了するプロトーナメントの興行にはジョーンズ・シニアの設計するコースが必需品だったのだ。また、彼は名コースを改造する手腕を買われて、マスターズの「オーガスタナショナル」や全米オープン開催コースを改造設計した。この仕事を彼の亡き後は次男のリースが引き受け、”オープン・ドクター“と呼ばれている。
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アメリカ、ミシガン州にある『オークランド・ヒルズ』16番。 R・T・ジョーンズ・シニアが得意とするヒロイックデザインの典型例
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次回は11/11(金)に、「第3回:Risk&Reward 危険と報酬 by R・T・ジョーンズ・ジュニア
」を掲載する予定です。
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