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ジョーンズのR・Tは『ロバート・トレント』で、あの球聖ジョーンズの『ロバート・タイアー』とよく間違える人が多い。だから父をシニア、長男をボビーと呼んでいるが、次男のリースも設計家で、親子2代のファミリー・ビジネス。

© R・T・ジョーンズⅡクラブ・ジャパン |
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ジョーンズ・シニアはコーネル大学でコース設計に必要な学問のすべて、造園学、土壌学、植物学、土木工学、はては美術まで学び、ゴルフ部キャプテンを務めるハンディ0の腕前を持って設計家になった。カナダ人設計家のS・トンプソンに師事してデビューした時代がA・パーマーの台頭した時とダブるのが幸いした。つまり、テレビ時代の幕開けで、パーマーの攻撃型ゴルフがテレビ中継され、『アーニー軍団』が組織されるほどゴルフが大衆化した世相。ケネディ大統領が『強いアメリカ』をアピールしたころで、後続するスターのJ・ニクラス、南アのG・プレーヤーを加えて”ビッグ・スリーとしてファンを沸かす時代である。
ジョーンズ・シニアが目指すコースもそうした「パワーゴルフ」に呼応して7000ヤードをはるかに超す距離、ワイドなフェアウェイ、長いティ、巨大なグリーンになる。ただし、スケールが大きいだけではなく、戦略性も豪快でプロの技を観る観客にも大いに受ける要素を多分に盛り込んだ。それが、池やクリークなどのウォーターハザードの大胆な導入となって現れる。フェアウェイを斜めに狙うティショットで間を巨大な池が埋めるホールデザインが多く見られるが、これを設計の専門用語で『バイトオフタイプ』と呼ぶ。より大きく池を越す(危険なエリアを呑み込む)狙いは飛距離を必要とするし、飛ばない人は迂回ルートを選ぶことになる。こうした設計を英雄型設計(ヒロイックデザイン)といい、シニアが得意とするホールデザインだった。
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『グランディ那須白河ゴルフクラブ』サウス6番、382ヤード、パー4。 2オン狙いはグリーン手前の岩石群越えになる難ホール 中・同じくイースト9番。 364ヤード、パー4。大胆に取り入れたウォーターハザードが特徴的 |
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