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神戸ゴルフ倶楽部 -「3世紀を生きるクラブライフ 第1回」

 KRACはレガッタと競走を中心に射撃、フェンシング、さらにはクリケット、ラグビー、サッカーと様々な競技のほぼすべてを日本で最初に行ったスポーツクラブであり、30年後、彼らがゴルフを紹介したのは、高畑さんの指摘のように年齢的な動機もあっただろう。だが、それだけではない。

 コンペの表彰式で賑わうテラスに、神戸外国倶楽部理事長、リック・ブルッグマンさん夫妻の顔があった。両親はドイツ人で、理事長は昭和24年に神戸で生まれた。いまは大阪での仕事を終えるとすぐ神戸に戻り、外国倶楽部、あるいは山の上のゴルフ場へと通う。

「この倶楽部は社団法人なんですね」と、ビジネスマンらしい分析を話した。

「だから、自由な雰囲気がある。何時に到着してもそこからスタートできますし、昼食時間なしでスルーでプレーもできる。前の晩に飲みすぎて寝坊することもありますからね。そういう自由は大事でしょう。リラックスできる。でも、株式会社となれば、そうはいきません」

 スポーツ環境の整ったドイツにもこうしたクラブは珍しいという。

「神戸ゴルフ倶楽部の初代理事長だったソーニクラフトさんは、神戸外国倶楽部の最初の理事長でもあった。そういう結びつきだと知って、 驚きました。この雰囲気は歴史そのものなんです」

[KRAC] 創立135年になるKRAC。横浜とのラグビーの対戦を終えて帰神した理事長のジュリアン・エーハート氏が取材に応じてくれた


次回「ゴルフ場設立のきっかけは 六甲山のゴルフ談議」につづく

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