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日本のゴルフ界がより成熟するためには
WG 昨年9月に「アジア太平洋アマ選手権」(*3)が成田ゴルフ倶楽部で、10月には軽井沢ゴルフ倶楽部で35年ぶりに復活なった「アマ東西対抗」(*4)が開催されました。日本のアマチュアゴルフが熱くなる予感がするんですが・・・。
阪田 残念ながら、僕にはそうは思えませんね。1965年の第2回アジア・アマ以来、実に30年ぶりの自国開催だったというのに、注目したのはごく一部の関係者のみ。海外なら開催中は新聞のトップページで毎日報道されるイベントなんです。僕らが海外に行ったときは、常にその国のベストシーズンに最高のコースで開催されていることが実感できたし、マスコミの報道姿勢にも大会の歴史や意義を伝える熱意が感じられた。それに比べると、はっきりいって、今回の日本での開催は失敗でした。 尾家 70年代から80年代にかけて、日本のゴルフ界は一段と層が厚くなって、84年に香港で開催された「世界アマ」では阪田さんと、加藤(一彦)さん、木村(憲明)さん、それに僕が出場して初めて優勝することができました。それも1958年の第1回大会(英国)から先輩たちがずっと出場して、その経験や知識を僕らに伝えてくれたという蓄積があったからこそです。今でもよく覚えているのは、香港でプレー後に必死で練習していると、阪田さんがやって来て「すぐ帰るぞ」とコースから連れ出されたことです。 阪田 だって、いまさら練習してどうなるものでもないだろう(笑)。
尾家 そんなことより、コース外でも積極的にゴルフを通じた国際交流を図ったり、その国のゴルフ事情、歴史や伝統といったものを吸収することが大切だと教えられました。それと、「明日は朝8時集合」という場合、7時45分には現場に着いていないと、置いて行かれちゃうことがある(笑)という“阪田イズム”のことも知りました。 阪田 それも、食事と挨拶の仕方を教えてくれた“鍋島さん流”ですよ。 |
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