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ゴルフ用語の起源
第7回 リンクスコース Links
文●三田村昌鳳
2005/10/21

 よく日本の新設コースのパンフレットや、コース紹介の中に「リンクス・タイプの……」「リンクス型デザイン」などリンクスという言葉が使われる。

 ところがイングランドやスコットランドに見る《リンクスコース》という表現とかなりの隔たりがあるようだ。この「リンクス」という言葉は、ウエブスター・エバンスの『エンサイクロペディア・オブ・ゴルフ』によると、英語の古語であるHlinc(リンク)という言葉からLink(リンク)という単語に変化したという。

 もともとの意味は「陸の隆起線(分水線)」というもの。長い年月を経て、砂泥が固まりそこに鳥たちが貝殻をつまみ、その鳥の糞が肥沃な大地となって草や芝が生えた河口の土地のことをリンクスという。なだらかなアンジュレーションがあるところで、なおかつ波打ち際に接しているコース。

 だから正確にリンクスコースを判断すれば、そのコースのいずれかのホールが海との境界に面していることをいうのが正しい。

 リンクスは、あくまでも海沿いである。

セカンドステージ