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潮流を生み出した先駆者達
ゴルファーを裏切らないブランド力が驚異の販売実績を生み出した
2005/08/19
XXIO(ゼクシオ)シリーズ〈SRIスポーツ〉

 世界中が、新しい世紀の幕開けに湧いた2000年の春。ゴルフ界にもその後の巨塔を築くひとつのブランドが登場してきた。「無限の可能性を秘める」という造語から、21世紀に飛びだしたブランドに焦点を当てる。

XXIO(ゼクシオ)シリーズ

 商品の開発サイクルが非常に速く、ヒット商品がなかなか登場しないゴルフクラブの中にあって、その常識を登場以来ことごとく覆しているドライバーがある。そのブランドこそ、2000年に産声を上げたSRIスポーツの「XXIO(ゼクシオ)」だ。

 「XXIO」ブランドは、それまで当時の日本ダンロップが販売権を持っていた大ヒットブランド「キャロウェイ」の契約期限の終了にともない、日本ダンロップとして、新たなブランド構築をしていかなければならない厳しい状況下での誕生であった。

 そのため、これまでに培ってきたテクノロジーを結集させ、ゴルフクラブ界の新世紀を切り拓く革新的なブランドとなることを誕生前から義務づけられていたのだ。

 その「XXIO」のブランドコンセプトは、飛びとやさしさのベストバランスから、全てのゴルファーにゆとりに満ちた豊かなゴルフマインドを提供するというもの。

 その具現化のために、現在にまで至る「インパクト・テクノロジー」を本格的に取り入れていったのだ。

 そもそも、ダンロップでは“もっとラクに飛ばすためにはどうしたらいいのか”という定義のもと、インパクトの瞬間を徹底解析し、ターゲットゴルファーごとに最適なインパクトが得られるよう、発売するクラブ全般にこのセオリーを踏襲している。

 そして、インパクトでのエネルギーロスをなくし、効率的にボールを飛ばすためには、ボールとヘッドとの固有振動数を近づけることが有効になるという、ダンロップ独自の「インピーダンス・マッチング理論」を取り入れていったのだ。

 この考えは、1984年の段階からダンロップのクラブ開発に用いられているもので、当時の全盛はパーシモンウッド。硬度の高いツーピースボールが人気を博してきており、そのツーピースとの固有振動数を合わせるため、フェースインサートの樹脂を従来よりも厚く設定したモデル「マックスフライ・インピーダンス・ドライバー」を1986年に発表している。

XXIO(ゼクシオ)シリーズ

 そして、ヘッドに使用される素材がパーシモンからメタル、メタルからチタンへと変化していくのと同時に、時代ごとに主流となっていたボールとの固有振動数をマッチングさせ、飛距離性能を追求していったのだ。

 そして、2000年。最新のテクノロジーを結集させ、満を持して登場させたのが初代の「XXIO」ドライバーであり、その飛距離性能はもちろん、やさしく扱えるドライバーの代名詞として、瞬く間に多くのゴルファーの心をつかんでいったのだ。

 さらに、この初代モデルは、ゴルファーがこのドライバーを使用することで実感できる心地良さにもその機能が注ぎ込まれ、今までのスイングでもスクエアにミートできる「オートターン設計」。ゴルファーの打点分布に合わせてスイートエリアを広げることで、自然に芯を捕えられる「オートフォーカス設計」。ヘッドの抜ける方向に合わせて接地面積を少なくすることで、抵抗なく振り抜ける「AXソール」。

 そして、音に関してもインパクトでの響きが心地良く感じられる高音域にチューニングすることで、ナイスショットの快感をいっそう高める工夫がなされていたのだ。

 この初代モデルは、フェアウェイウッドも含めたウッド類の累計で2001年までに実に30万本という爆発的ヒットをマーク。続く2002年に発表された進化した2代目に至っては、同じくウッド類の累計で初代モデルが作った記録をオーバーする31万本を記録。

 そして、2004年に発表された3代目に関しては、発売から1年以上経過した現在も常に売り上げは上位にランクされるなど、その人気に陰りは見られていないのだ。

 この販売実績に現れているのは、「XXIO」というブランドへのゴルファーからの高い信頼感であり、その存在や動向は、今やゴルファーはもちろん、業界全てが注目するゴルフクラブ界の柱となっている。

 そして、ゴルフクラブの進化は、多くのゴルファーへと提供するやさしさの基準を次々に塗り替えており、その先頭に立つクラブこそ、この「XXIO」のクラブであることは間違いないのだ。

セカンドステージ