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約3割の燃費改善を実現 NOx・PMを規制値比10%減 Technology プロダクツ [ハイブリッドトラック]

2007年1月5日

文/吉岡 陽(日経エコロジー)

2006年10月4日、日野自動車がハイブリッドシステムを搭載した小型トラック「デュトロハイブリッド」を刷新して発売した。燃費は走り方で大きく変わるが、市街地ではエンジン単体モデルより約3割改善できる。

2003年11月、日野は小型トラック「デュトロ」をハイブリッド化して発売。バスやトラックなどの商用車では、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、トヨタ自動車などもハイブリッド車を投入している。

日野自動車が2006年10月4日に発売した新型「デュトロハイブリッド」

日野自動車が2006年10月4日に発売した新型「デュトロハイブリッド」。旧モデルは2003年11月に発売した

2015年度の基準達成
ハイブリッドシステムを刷新

「デュトロハイブリッド」は2006年8月末までに累計約2600台を販売するなど、ハイブリッド商用車の主戦場である小型トラックの中でも抜きん出ている。今年度は旧モデルと合わせて1200台を見込む。

市街地で利用した場合、旧モデルはエンジン単体モデルと比べて燃費を約20%改善できたが、新型はさらに効率を高め、約30%の改善を可能にした。これによって、4月施行の改正省エネ法で定められた「平成27年(2015年)度重量車燃費基準」(脚注参照)を、小型トラックで初めて達成した。

排出ガスも、「世界一厳しい規制」との触れ込みで2005年10月に始まった「新長期規制」の規制値に対して、PM(粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)の両方が10%ずつ下回った。これも小型トラックでは例がない。

「従来の技術では、燃費効率の向上と排出ガスの低減は原理的に二律背反の関係にあるが、モーターを使うハイブリッドシステムによって、この二つを両立できた」(日野自動車HV開発部の小幡篤臣部長)

●ハイブリッドシステムの仕組み

日野が開発した新しいハイブリッドシステムは、トヨタの小型トラック「ダイナ」と「トヨエース」に搭載され、2006年10月4日に発売された

平成27年度重量車燃費基準:重量車(車両総重量3.5t超のバス・トラック)の初の燃費基準で、2015年度以降国内出荷されるディーゼル重量車に達成を求める

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