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鉄の研究が生物多様性問題を解決(前編)腐葉土、鉄イオンなどで見えてくる生物と自然のつながり

2008年8月1日

●「森は海の恋人」から全国に広がった、漁師が森を育てる活動の科学的なバックボーンとなっているのが、川を通って海に流れ込む「鉄」の役割の重要性だ。鉄は生物の体内で酸素の運搬に重要な役割を果たすヘモグロビンの主成分であり、生物は鉄を体内に取り込まないと他の栄養素を取り込むことができない。生きていくことができない。
●1980年代から鉄の化学の重要性に着目し、“鉄の流れ”を追うことで、沿岸部の生態系の維持に河川の上流域にある森が重要な役割を果たしていることを明らかにしたのが、四日市大学 環境情報学部の松永勝彦教授である。
●海水中の微量水銀の定量法を確立し、地球表面における水銀の挙動を明らかにした松永教授が水銀の次に選んだテーマが、生物を育てる「鉄の化学」の研究だった。「環境変化による生態系の問題を見ていくためには化学の視点が欠かせない」と語る松永教授に話を伺った。

聞き手/土屋 泰一、板垣 朝子、染谷 奈津枝 構成・文/板垣 朝子、土屋 泰一
写真/山田 哲也

四日市大学環境情報学部 松永勝彦教授

四日市大学環境情報学部 松永勝彦教授

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