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エコプロダクツ2006 Photoリポート No.3

2007年1月12日

(前回記事はこちら

●環境総合展「エコプロダクツ2006」を写真と共に分かりやすくお伝えするリポートの3回目。No.1では、クルマ社会の理想的な未来図が垣間見えるブースを中心に、No.2では「次世代エネルギー」などについての展示を主に取り上げた。

●そして今回は、「住宅」「家電」「事務機」「日用品」といった、より我々の実生活に身近な“エコ製品”“チーム・マイナス6%グッズ”などを展示していたブースを中心にリポートしよう。

■クラボウ

繊維素材や化成品を製造する企業、クラボウのブースでは、自社の様々なエコ製品を「襖(ふすま)」「風呂敷」「のれん」「漬け物」といった、日本の伝統的な道具や生活スタイルと比較し、その共通点を示していたのが面白かった。

「襖」と比較して紹介していたのが、断熱材「ソフティセルONE」。元々、襖は、貼りあわせた紙と紙の間の空気が断熱することによって、室内を快適に保つ保温効果がある。この原理と同じように「ソフティセルONE」は、自然の空気を素材に取り込んだ新発想の断熱材であり、スプレーした瞬間に、水で発砲した樹脂が約400ミクロンの細かい連続気泡セルに硬化して、空気を包みこむようになっている。

この断熱材を建物に利用すれば、従来に比べ冷暖房の使用頻度を抑えられるという。また、環境にダメージを与えるフロンガスやホルムアルデヒドを含まないことも、同製品の大きな魅力の一つだ。

“土に還る”繊維素材「バイオネイチャー®」も興味深い製品だ。これはコットンの風合い、耐久性、染色性の良さを持ちながらも、土壌や堆肥によって“土に還る”ことが可能なエコ素材である。

燃焼しても、発生する二酸化炭素(CO2)が、通常のポリエステルや綿混素材より少ないうえ、もちろん有害物質も出ない。こちらは“土に還る”ことで、土中に存在する微生物が水とCO2に分解するということから、同じく乳酸菌などの微生物が糖分を分解することで発酵する「漬け物」と比較して、来場者に分かりやすく紹介していた。

「ソフティセルONE」を紹介しているコーナー。実際に素材に触ってみることができた。

「ソフティセルONE」を紹介しているコーナー。実際に素材に触ってみることができた。

「バイオネイチャー(R)」の展示と、それを使った衣料品の紹介。見た目や触り心地は普通の綿素材と変わらない。

「バイオネイチャー®」の展示と、それを使った衣料品の紹介。見た目や触り心地は普通の綿素材と変わらない。

▼参考Webサイト
クラボウ「ECOなクラボウ」

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