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第26回 CR-V&X-TRAILのディーゼル車はエコ楽しい!

2007年12月21日

モータージャーナリスト=清水 和夫 氏

ポストセダンのファミリーカーは コンパクトSUV

最近、車高の低いクルマの乗り降りが億劫(おっくう)になってきた。年齢的にも体が硬くなってきた証拠だ。それでも硬くなった体に鞭を打って車高が低いスポーツカーを愉しんでいる。

だが、普段クルマを使うには、好んで低いクルマを選ぶ必要はない。セダンよりも車高が30~40mm高いだけで乗り降りしやすく、しかもちょっと高いドライビングポジションは、混雑する交通の中で視界が良く安全運転にもつながる。こうした理由から、世界的に(日本を除いて、といえるかもしれないが)コンパクトSUVが大流行しているのだ。

SUVとは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略称だ。アメリカ西海岸の若者がピックアップトラックなど、サーブボードを乗せて遊ぶ時に使われるクルマをそう呼んでいた。SUVは長いので略して「Sportitude」と呼ぶ人もいる。

だから、SUV=大きなトラックベースのオフロードカーと思われがちだが、「ジープ・チェロキー」のように乗用車感覚で乗れるSUVも登場したことから、最近では、SUV=アメリカのファミリーカーというイメージが強い。

治安の悪いところを走ったり、砂漠の中を走ったりできるSUVは、サバイバルにも適した、安心感のあるクルマとして定着している。今ではアメリカで売られる乗用車の50%以上がSUVなのだ。

安全性では定評があるSUVだが、燃費の悪さは“折り紙付き”だ。リッターあたりの燃料代が30円くらいの時代は燃費を気にするユーザーはほとんどいなかったが、最近はリッターあたり100円の大台に近づいているため、大きなSUVは燃費が悪いということにアメリカ人も気づき始めた。それでもSUVが持つ“強さ”はユーザーから絶大な信頼を得ている。安全で快適で燃費の良いSUVがこれからのトレンドになることは必須なのだ。

こうして最近人気が出てきたコンパクトSUVは、アメリカのみならず欧州でも支持されている。高速道路の移動速度がきわめて高いドイツでも、乗り心地と高速性能のバランスの良さから人気が高い。

コンパクトSUVの市場を牽引してきたのは、BMW「X3」やホンダ「CR-V」だ。トヨタ「RAV4(ラブフォー)」や日産「X-TRAIL(エクストレイル)」も、ディーゼル仕様車を発表して人気急上昇。今年12月25日に発表のスバル「FORESTER(フォレスター)」も、コンパクトSUVとして世界で人気が高いモデルだ。

トヨタ「RAV4」

欧州で販売されているディーゼル仕様のトヨタ「RAV4」


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