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新ワークスタイル研究
プロフィール
リゾートオフィス実現計画(1)〜機内の快適オフィス空間化

2004/02/03

 突然ですが、今週からタイトルを「新ワークスタイル研究」と改めることにした。そろそろ「リゾートオフィス(豊かな自然溢れる場所での業務の効率化)」とか「ワーク・ライフ・バランス(仕事と趣味の両立)」とかに話題の舵を切っていこうと編集部と相談した結果、タイトルを変えて新たに始めましょうということに相成った。

 ということで、これまで同様趣味と実益を兼ね、よく遊び、よく学ぶスタイルをどう実現するかを取り上げていきたい。

 連載内容は自然体に、徐々に形や重心を決めていくが、そこは読者諸氏とのコラボレーションを期待している。今後とも宜しくお願いしたい。

 さて、実は年明けから、3週連続で沖縄入りしている。いつもの時間のいつものフライトに乗り込み、快適な空の上のオフィスで暫しの集中。片道2時間半、往復で5時間、誰にも邪魔されず、仕事が出来るのである。

 今月のテーマは、「リゾートオフィス実現計画」。まずは、その第一歩、行く道すがらの過ごし方をテーマにしたい。

異空間で頭は冴える

 機内で仕事をすることのキモは、違う環境で頭が冴えることだ。日頃の仕事を今一度見直すならば、メモ帳があれば十分だ。今取り組んでいる業務について、ステークホルダー、つまりは利害関係者を書き出すことから始めると良い。誰が業務にかかわり、誰が味方か。

 もう一つは、時間軸。いつまでに、どこまで達成しなければいけないのか。何があると、事態は悪化し、何があると、事態は好転するのか。

 こうしたことを整理するのに、機内はなぜか都合が良い。電話やメールなどが入って来ないため集中できること、空の上であること、サポート&サービスしていただけるクルーの皆さんがいることなどなど。もちろん、国内線よりも国際線の10時間超のフライトになると、さらにはかどることになる。

 実は、機内で捻り出した企画で、これまでにいくつもの”ビンゴ!”を出してきた小生としては、飛行機さまさまなのである。

機内での効果的な過ごし方

 さて、機内での2時間半のうち、離陸の30分と着陸の15分は何もできない。せいぜい、書類に目を通すか、手帳にメモを書き込む程度であろう。

 となると、残りの1時間45分が勝負である。もちろん、日ごろの寝不足を解消すべく、ゆったりと寝てもよいのだが、小生はここぞとばかりに仕事をすることにしている。

 15分ほどを食事に使い、残り正味1時間30分を利用して原稿一本半をこなす。あるいは、スタッフ同伴ならば、あるプロジェクトの着地点、次のフェーズまでの作業項目と課題、分析の目安などを、周囲に目を配りながら打ち合わせる。会社で過ごす午前の半分の時間とみなせば、自ずと作業範囲が見えてこよう。

 大事なのは、張り切り過ぎないことだ。せっかくだから、良く働き、良く遊ぼうと思って、何冊もの本を持ち込んでも、結局重たいだけで、そのまま持ち帰ることになる。

 自らのスキルと精神力、それに異空間での集中度合いと慣れ。こうしたことを見極めたい。

パソコンの電源はしっかり

 パソコンを使う場合の注意事項は、やはり電源である。カタログ上のスペックよりも、実稼動時間は短い。こうなると最新パソコンが有利だし、あとは付属品がゴテゴテとついていない方が操作しやすい。

 CPUによっては、省電力、低電力のものがあるが、処理能力を考慮する必要がある。このため、きちんと仕事に使える性能を持ったマシンが望ましい。

 いろいろ選択してみたところ、今は松下電器産業の「Let's note」と日本ビクターの「InterLink」がお勧めだ。ちなみに、小生は日本ビクター製を、スタッフは松下電器産業製を使っているが、どちらも、頑丈、故障知らずである。

隣近所に覗かれない工夫

 隣近所からの視線には留意が必要だ。特に、沖縄まで出かける機内で仕事なんて、いったいどんな人だ…ということで、目立ってしまう。

 でも実は、沖縄はIT関連でオープンソースなどを積極的に導入したり、SOHOなどの面で有望なのだ。このあたりの話は、来週以降するつもりだが、コールセンターなど、既に30社以上が進出済みで、4000人超の雇用を実現しているなど、IT関連産業が伸びている地域なので、沖縄行きの機内で仕事をする人がいても不思議はないのである。

 そんな中で、カバンから取り扱い注意とか社外秘とか書いてある書類を出して大丈夫?などと思ったりすることが時々ある。

 そもそも、同じ時間、同じ方向、同じような座席に乗り合わせている人というのは、仕事が似通っていたり、競合先だったりするから、要注意だ。

 無防備に仕事するなかれ。

 逆に、こうして小生が仕事をしていると覗いたりする人もいるが、これは一週間もしないうちに公開される情報だし、ご苦労さんですねぇと内心思ったりしながら、キーボードを叩いている。

空弁

 忘れてならないのが、飯の調達だ(笑)。バブル崩壊以降、航空各社(今は国内は2強+新興)はコストダウンのため、静かなサービス、質素なサービスを目指す方向にある。せいぜい飲み物を出す程度だし、路線によってはこちらからお願いしないと何も出てこない。

 ということで、最近流行りの「空弁」、つまりは空港弁当を調達することを薦める。

 小生のお勧めは、万カツのヒレカツサンド(650円)。時間帯によっては売り切れている。これに、ペットボトルのお茶を一本購入しておくと、フライトアテンダントのサービスを今か今かと待たずとも、喉を潤すことができるのだ。

スーパーシート

 快適な空の仕事場作りのもう一つの必須要素は、スーパーシートだ。曜日や乗る路線によっては結構な競争率だと聞く。

 4000円くらい上乗せすると、比較的ゆったりした座席に座れ、着陸後は真っ先に降りることができる。けっして安くはないが、ワイワイガヤガヤと賑やかな団体客や修学旅行生からは離れることができる。

 もう一つ、4000円の中には簡単な食事とビールやワイン、おつまみの無料サービスも含まれる。アルコールの機内販売は、1本500円。ビールにワインを頂戴すれば1000円。それにクイーンアリスの弁当を800円と見積もれば、1800円だ。

 ま、これに座席のプレミアムと、ちょっとだけ心優しい笑顔のフライトアテンダントのサービスを加味し、安いと感じるか、高いと感じるかであろう。

 いずれにせよ、もったいないなんて臆することなく、少し背伸びをしてみるのはどうだろう。違うものが見えてくるかもしれない。

 と書いていたら、JALグループが「クラスJ」という新しい座席を設置し、スーパーシートを廃止することが報じられた。普通運賃にプラス1000円で、座席の間隔はスーパーシートとほとんど変わらないが、軽食やアルコールのサービスがなくなるという。うーーむ、残念。せめて東京ー沖縄線などの長距離路線にはスーパーシートを残して欲しいものだ。

リゾート(沖縄)に行く名目を作ろう

 さて、だいぶ沖縄に向かう機内での過ごし方にスペースを割いてしまった。実際、休暇を取って、シミュレーションしても良し、出張の名目を作り、自らが動くも良し。冬から春にかけては花粉症がない沖縄でいかに仕事をするか。これ、騙されたと思って実行してみてほしい。

 そもそも、会社というところはいろいろと遊べるところ(のはず)だ。遊ぶといっても、使い込むのではない。どう仕事に結びつけ、どう新たなワークスタイルを確立するか。変化を恐れ、リスクを取れないと、期待リターンは得られない。

 あ、暫く、沖縄で遊ぶシリーズをお届けするが、盛り上がれば、沖縄でオフ会でも開催しようかなとも思っている。

(以下、次号に続く)
(りん しこう)

=読者からのコメント=

■・わたしは飛行機にのると機種によって激しい頭痛がするので、あまり仕事にはむきません。

・あとは、まわりの客層でしょうか。近くでおばさんの団体さんがいたり、子供が泣き叫んでいると全然落ち着けません。あ、あと、ずっと仕事の打ち合わせをしている人たちとか (^^
(snark:39)

■筆者の書いていることにはある程度理解できるが、これからリゾートで楽しもうという御客さまから見ると、「こんなところで仕事しないでほしい、気分が台無し」と思われていることも考慮して下さい。

 あと、キーボードの音って、結構耳障りでうるさいんですけど。。。
(今年は何マイル飛ぶか?)

■別にスーパーシートなんか使わなくても私は広々と座っていますよ。Webで予約するときに座席を指定するんです。非常口の席に。窓際でもトイレに立ちやすいという特典付き。
ただ、前の席の下にかばんを置く、ということができないんで、機内の暇つぶしのネタ(文庫本など)は着席前にかばんから取り出しておく必要があります。

 それと、この席は緊急脱出時には乗務員に協力しなければならないんで、非常時にパニックになってしまう人は決して真似してはいけません(^^)。
(rivX:27:えんじにあ)


りん しこう

 シンクタンク代表。「よく働き、よく遊ぶ」がモットー。
 早くからゴーギャンに憧れ、着々と「タヒチ移住計画」の実現に向け準備中。トレーニングとして、沖縄に着目し、その振興政策に深く関わる。
海外逃亡癖があり、欧州を中心にリゾート地を徘徊。移動中ならびにリゾート地で仕事をする効率性を経験し、国内で伝道中。
 「実践力学」を基本とし、個人の範囲で購入、経験可能なものを「物欲」と称してマーケティング戦略の立案に勤しむ(?)。
 日々の活動については、個人運営サイト「Lin’s Bar」内の「e戦略の視点2」を参照のこと。
バックナンバー
■[2005/3/22]
・住む(2)〜住宅を購入する

■[2005/3/8]
・住む(1)〜何にこだわるか

■[2005/2/22]
・面接(2)〜「会社を知る」

■[2005/2/8]
・面接(1)〜「自分を知る」

■[2005/1/25]
・棚卸し(2)

■[2005/1/11]
・棚卸し(1)

■[2004/12/21]
・情報感度(5)〜情報鮮度

■[2004/12/7]
・情報感度(4)〜情報におぼれない、流されない

■[2004/11/22]
・情報感度(3) 〜基本を学ぶ

■[2004/11/9]
・情報感度(2) 〜センスの磨き方

■[2004/10/26]
・情報感度(1) 〜感度とは何か

■[2004/10/12]
・北欧滞在記(7) 〜スローマネジメントとアポイントメント

■[2004/9/28]
・北欧滞在記(6) 〜エコノミークラスの採算性

■[2004/9/14]
・北欧滞在記(5) 〜冬支度と胃休め

■[2004/8/31]
・北欧滞在記(4) 〜長期滞在への備え

■[2004/8/17]
・北欧滞在記(3) 〜サービスの定点観測

■[2004/8/3]
・北欧滞在記(2) 〜移動手段と宿泊先の確保

■[2004/7/27]
・北欧滞在記(1) 〜環境の変化への適応

■[2004/7/13]
・時間作りの達人(5)〜天職と転職

■[2004/7/6]
・時間作りの達人(4)〜のりしろ部分を持つ

■[2004/6/22]
・時間作りの達人(3)〜親離れと基礎体力

■[2004/6/8]
・時間作りの達人(2)〜まずは1週間の濃淡で時間配分

■[2004/6/1]
・時間作りの達人(1) 〜早朝勤務と時計の分針

■[2004/5/18]
・新社会人に捧ぐ(4) 〜業務開始

■[2004/4/27]
・新社会人に捧ぐ(3) 〜情報への接し方

■[2004/4/20]
・新社会人に捧ぐ(2) 〜起点を意識せよ

■[2004/4/6]
・新社会人に捧ぐ(1) 〜白いキャンバスははやらない

■[2004/3/30]
・海外移住

■[2004/3/23]
・移住計画

■[2004/3/16]
・ビジネス沖縄

■[2004/3/2]
・ワーク・ライフ・バランス塾

■[2004/2/24]
・白鷹町(2)〜醗酵シンポジウム

■[2004/2/17]
・白鷹町(1)〜山形新幹線とビジネスクラス

■[2004/2/10]
・リゾートオフィス実現計画(2)〜時間概念を変える

■[2004/2/3]
・リゾートオフィス実現計画(1)〜機内の快適オフィス空間化


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