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売り方にはいろいろな意見があって、回転する「クルトガエンジン」部にチェッカーフラッグをつけて、回る様子を見せようという案もありました。ただ、ギミック(機構のおもしろさ)を前面に押し出した、キワモノ的な売り出し方はしたくなかった。書いた字に違いが出るという本質的な部分で、これまでとは違う商品だと伝えたかったんです。

もちろん、「芯が回ると面白いんだよ」という部分を前面に出したほうが売りやすいという考え方もあると思います。でもこれは、三菱鉛筆が提案する新しいシャープペンです。結局、一部をスケルトンにして、回転しているのがある程度わかるようにすることで落ち着きました。芯が回転するから、常にとがった状態で細い字が書ける。それがわかるちょうどいいあんばいだと思います。

ちなみに、呼び名も開発段階では回転を意識して「回転シャープ」と呼んでいたのですが、企画担当のスタッフが「クルトガ」と命名してくれました。このネーミングも苦労したみたいですよ。

左が普通のシャープペンで書いた文字。右がクルトガで書いた文字。普通のシャープペンに比べて、クルトガは文字の太さや濃さが一定なのがわかる(拡大

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