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常に芯がとがっている仕組みを簡単に説明します。字を書くときは芯を紙に押しつけて、書き終わったら離しますよね。この縦にかかる力を「クルトガエンジン」という歯車の原理を応用した機構で横の回転力に変えます。機構のメカニズム自体は単純です。上中下に分かれた筒状の部品に歯車を装着。それぞれが40歯(40のギザギザがある状態)あり、押して離すという一画を書く動作ごとに、歯車同士がかみ合って9度時計回りに動きます。40回この動作を繰り返せば360度。1回転する仕組みですね。この動作で、芯全体に均等に圧力がかかって、円錐状に芯がとがっていくという仕組みです。

「クルトガエンジン」の内部。歯車がかみ合って一文字書くごとに9度ずつ右方向に回転する

これなら芯が偏減りすることなく、常にとがった状態で細い字が書けます。また、円錐状のとがりは偏減りのとがりとは違って、紙に芯が引っかかったり、偏減りした部分が砕けたりしません。紙に芯が引っかからなければ、折れにくくて安定した筆記状態が保てます。また芯先が崩れにくければ、芯の粉も出ないので、ノートや手が汚れにくいと言ったメリットもあります。

左が、一般的なシャープペンシルの芯の減り方。偏って減っているのがわかる。右が「クルトガ」の芯の減り方。円錐状にとがっているのがわかる

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