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「この商品がなくてはならないと感じてくださる方がいる」

2007年10月の発売以降、ずっと、売れ行きは好調を維持しています。

原理は使い捨てカイロと同じなのですが、ドラッグストアなどの店頭では、カイロのような季節商品ではなく、通年商品の棚に置いてもらっています。これだけ受け入れられたのは、「アイフィール」を発売した2000年当時より、パソコンや携帯電話の普及で、目を酷使し疲労させている方が増えたという時代背景があるのでしょう。

利用者は、女性が7割で男性が3割、そして多くの方が、夜、寝る前など自宅でくつろぐ時に使っていると分かりました。初代では、職場で女性が使うだろうと想定、化粧崩れを防ぐために、あえて、蒸気量を抑えていました。けれども今年9月5日のリニューアルでは、発熱体は変えずに、シートの通気性だけを変えて、蒸気の量を3倍にしました。

不眠症で悩んでいた方から、「よく眠れるようになりました」といった声をいただきました。とても嬉しかった。この世に1人でも、この商品がなくてはならないと感じて下さる方がいるモノを作ったということですから。

2002年に社内失業してから5年間、苦しみました。今は、諦めずにやり遂げて、本当によかったと思っています。

長田 美穂

1967年奈良県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。全国紙記者を経て99年2月よりフリーに。

著書に、時代を代表する商品を素材に消費社会論を展開した「ヒット力」(日経BP社)とその新装改訂文庫版「売れる理由」(小学館文庫)、現代の少女の心の病をテーマにした「問題少女」(PHP研究所)、昭和のアイドル史を写真と共に綴った「アグネス・ラムのいた時代」(共著、中央公論新社)がある。月刊誌、週刊誌に寄稿多数。

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