このページの本文へ
ここから本文です

フロッピーディスク事業に続いて2度目の「社内失業」状態に

アイフィールの発売は2000年10月。目枕とシート3枚、香り袋入りで希望小売価格1200円という価格設定でした。目の疲れを感じる方、特に女性を中心に、強い支持をいただきました。

ところが、発売元のノバルティス花王が02年4月に合弁解消になり、会社がなくなってしまったのです。商品は2001年夏ごろには販売を終えました。わずか10カ月程度の寿命でした。

とても残念でした。それに私にとっては、またか、という体験だったのです。

私は84年に入社し、フロッピーディスクの開発に携わりました。フロッピーディスクでは花王は世界シェアの15%を握るトップ企業だったのですが、その後、技術の進歩でフロッピーは廃れ、花王も90年代には事業から撤退してしまいます。

フロッピーに続き、アイフィールも発売中止に。私の関わる商品はどうして、との歯がゆい思いでいっぱいでした。私たちアイフィールの開発者は、「社内失業」したような形になってしまいました。

ノバルティス花王がなくなってからは、花王の研究開発部門、パーソナルケア研究所に異動になりました。

今度こそ、何か会社に恩返ししたい。そこで今度は花王本体の商品として、もう一度、アイフィールに挑戦したいと考えて、「研究開発費を出して欲しい」と社内で訴えました。

(全 4 ページ中 3 ページ目を表示)

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る