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毎月の必要経費をカード払いに集約

「カードを利用すればマイルが貯まる」とはいえ、必要もないのに使っていたら出費がかさむだけ。そんなことにならないようにするにはコツがある。毎月絶対に出て行く“必要経費”だけ、カード払いにするという手である。

その代表例である公共料金は、電気・ガス代が一部地域を除いてカード払いができる。通信費は、固定電話代・携帯電話代・プロバイダー料金のすべてが、ほとんどの会社でカード払いできるようになった。

このほか、新聞購読料、NHK受信料、衛星放送視聴料などに加え、国立病院での医療費もカード払いが順次できるようになってきた。水道代は市町村管轄なのでカード決済の実現は難しかったが、今春から徐々に払えるようになってきている(東京都は、今秋から水道料金のカード決済を予定)。こうした必要経費、固定費だけで、かなりマイルを稼げるのは間違いない。

物・サービス購入検討時の資料請求で

Webサイトをチェックするだけで、マイルが貯まる方法もある。“タダ”で稼ぐ方法だ。

JALの例でいえば、まずはホームページにアクセス。マイレージプログラムのページから、英語教材の資料請求や自動車保険の見積り、不動産サイトの会員登録などを行うだけで、マイルがもらえるのだ。購入や利用を検討している物・サービスがあれば、試してみよう。獲得マイルは数十〜数百マイルとさまざま。一方のANAにも同様の特典はあるものの、数が少ない。

ANAのマイルは、ポイント交換サイト「Gポイント」を試してみるとよい。インターネット上には、会員登録や資料請求すると無料でポイントを提供してくれるサイトが多数ある。そこで得たポイントをマイルに交換するサイトがGポイント。30Gポイント=8マイルで交換できる(JALへはヤフー経由が使える)。

フライト以外の使い道も知っておきたい

貯めたマイルをフライトに使うとき、普通席特典航空券をゲットできるのは1万5000マイル。ここまで貯めると、国内および韓国への往復航空券(1人分)をもらえる。しかし、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始など繁忙期は特典航空券を利用できない決まり。マイルには3年間という有効期限があるから急がないと期限切れになる。それを考えると、ほかの使い道も視野に入れておくべきだ。

特典航空券以外には、JAL、ANAとも座席のアップグレードやクーポン券があり、ANAなら旅行グッズや特産品にも交換できる。JAL、ANAともに2万マイルで3万円相当のクーポン券に換えられる。そのほか、ANAなら1万マイルを1万円分のEdyに交換可能だ。

マイルを中心としたポイント制度は最近とくに活発になってきている。手元にあるクレジットカードや電子マネーを発行する会社のWebサイトなどをしっかりチェックして、自分の生活シーンにあった貯め方・使い方をしていこう。貯めたいがための無駄な出費に気をつけて!

岩田 昭男(いわた・あきお)

月刊誌記者を経て、現在、クレジットカード、ソフトウエア、インターネット、携帯電話業界に強いジャーナリストとして活躍中。また、ネット上でもオールアバウトジャパン「クレジットカード」のガイドを務める。著書に『ドコモが銀行を追い抜く日』(PHP研究所)、『電子マネー戦争 Suica一人勝ちの秘密』(中経出版)ほか多数。

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