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ポイントもタクシーも、おサイフケータイでもっと手軽に

2007年3月19日

(岩田 昭男=消費生活評論家)

非接触IC「FeliCa(フェリカ)」を搭載した「おサイフケータイ」の利用が広がってきた。おサイフケータイとは、携帯電話に乗車券や電子マネー、ポイントカード、クレジットカードといった機能を持たせたもの。

1度使うとやめられない便利さ

利用者は、鉄道やバスへ乗車するとき、読み込み部分にタッチするだけで運賃を支払うことになり、改札を通過できる。また、物品の購入時に、携帯電話をレジにかざして買い物できる。読み込み処理に要する時間はわずかに0.2秒。入退場や購買の履歴が残り、後で携帯画面やパソコン画面で確認できる。また、ICカードと違って、財布やパスケースから取り出す手間がないといった簡便性が評価されて、「1度利用すると手放せなくなる」と支持する利用者は多い。2007年3月現在で、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3キャリアを合わせて2500万台が出荷されているというから、一定の勢力を形成しつつあると言ってよいだろう。

おサイフケータイの使い方として最もポピュラーなのが、「電子決済ツール」としての利用である。現在、おサイフケータイに搭載できる電子決済サービスの種類は、プリペイド(前払い)型でビットワレットの「Edy」、JR東日本の「モバイルSuica(スイカ)」がある(4月半ばにはセブン&アイホールディングスの「nanaco」が加わる予定)。ポストペイ(後払い)型では、NTTドコモの「iD」、JCBの「QUICPay(クイックペイ)」、VISAインターナショナルの「VISA Touch」(UFJニコスの「Smartplus(スマートプラス)の技術仕様を基としている)がある。

おサイフケータイの電子決済サービスといっても、プリペイド型とポストペイ型では性質が異なるため利用にあたっては注意が必要だ。また、ほとんどの電子決済サービスは3キャリアすべてで利用できるが、キャリアによって利用できないものがあるので注意しよう。例えば、iDはドコモの規格なので、ドコモのおサイフケータイでなければ利用できない。

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