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研修の成果を押し上げたベースには、「変わらなければならない」という会社全体の意識の高まりもありました。環境が激変して、新しい会社が発足。トップ(知識賢治社長)は従業員に意識改革の必要性を常に訴えていました。新しい人事制度をスタートさせ、経営の諸改革も実行しました。「今までとは違う。新しい会社としてスタートを切らなければならない」という思いが募るなか、「社員はどう行動するべきか」について具体的な考え方や行動の基準を提示するのが当研修の役割だったと考えています。

花王とのシナジー効果を出していきたい

2006年1月に当社は花王グループの一員となりました。コンプライアンス体制については、互いの研修内容を情報交換するなどして、質を高めるとともに、より内容を充実させていかねばならないと考えています。既に、一般従業員向けの研修において、花王担当者と共同で問題を作成する体制をとっています。カネボウ化粧品としてのブランドを大切にしつつ、いかにシナジー効果を出していくかが今後の課題です。

時代が変わればコンプライアンスのあり方も変わります。世間を騒がしているさまざまな不正問題も他山の石。時代の空気を敏感に察知し、常に新しい情報を社員に発信していかねばならないと考えています。

大沢 玲子

津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。NTT勤務を経て、出版社へ。経営実務誌、男性誌、女性誌の編集に携わる。現在は、フリーランスとして、ビジネス誌を中心に執筆。

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