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教訓『地域密着こそ動員の原動力なり』 新球団に集った異能たち(7)〜楽天野球団 2軍担当 森川勇一郎氏

2005年11月15日

山形県民の間に「楽天イーグルスの2軍本拠地」という意識がほとんどなかったという苦境を、森川氏はどう乗り越えていったのだろうか。

楽天野球団 2軍担当 森川勇一郎氏

「山形の人と話していても、『楽天? 仙台でしょ』というイメージしかなかったんです。PR活動をほとんどしてなかったし…。1軍の話題は全国的に報道されていましたから、『楽天イーグルス=仙台』と思われるのはしょうがないこと。でも、まさかあれほど知られていないとは思いませんでした」。

しかし、「2軍であっても、ビジネスとして成功させる」のが楽天イーグルスの目標。「開幕になって試合が行われれば、少しずつ認知されるだろう」という甘い発想ですますわけにはいかなかった。また、楽天イーグルスの正式名称「東北楽天ゴールデンイーグルス」が示すように、1軍の本拠地が仙台であっても、「東北を代表するチーム」と位置づけて強化していくという大目標がある。あえて1軍と同じ仙台ではなく、山形に2軍の本拠地を置いたのも、そうした戦略があってのことだった。2軍が背負う責任と使命は小さくなかった。

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