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「やはりスポーツにかかわる仕事をしたい」 新球団に集った異能たち(3)〜楽天野球団 ファン・エンターテインメント部 鐡智文氏

2005年10月28日

「大学時代にはプロスポーツ経営学を勉強していたんです」。

そう語るのはファンとのふれあいを担うファン・エンターテインメント部所属の鐡 智文(てつ・ともふみ)氏。現在25歳だが、もちろん新卒で楽天野球団に入社したわけではない。前回前々回に登場した堀江氏、小野寺氏と同じく転職組だ。

ファン・エンターテインメント部 鐡 智文(てつ・ともふみ)氏

「プロスポーツにかかわる仕事をしたい、と大学にいたころから思ってはいました。でも、本当にチャンスが少ない世界なんです。スポーツ用品メーカーに入るとか、大手の広告代理店に入ってスポーツ担当になるとか、それぐらいしかない狭き門。いきなりプロスポーツのチームに入るチャンスなんて滅多なことではないですし」。

結局、入社したのはIT製品を輸入し販売する会社。ウイルス対策製品の販売担当をしていたという。

「前職の仕事に不満があったわけではないけれど、『やはりスポーツにかかわる仕事をしたい』という思いは断ち切れていませんでした。だから、楽天イーグルスが人を求めていると聞いたときには、ためらうことなく応募しました」。

鐡氏自身は東京育ちだが、父親は仙台二高の選手としてフルキャストスタジアム宮城の前身である旧県営宮城球場でプレーしたこともあるとのこと。息子の転職先を聞いて、だれよりも喜んでくれたという。

「スタジアムは昔からある県営運動公園という広いスペースの中に建っているんです。父だけでなく、宮城県に住んでいてスポーツに親しんだ経験がある人にとっては、ある種の特別な思い入れというか、愛着がある場所なんです。私自身が望んでいたプロスポーツの仕事に就けるというだけでなく、そういう場所で働けることがとってもうれしかったですね」。

next: 新設球団ならではの応援を目指す

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