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「楽天市場」の事業における直接の顧客は、同サイトに売り場を設けようとする出店企業である。だが、ビジネスの成否を握るのは、「楽天市場」にアクセスする不特定多数のネットユーザー、つまり一般消費者だ。どんなに出店企業が増えて取り扱い商品が充実しようとも、それらの商品がしっかりと売れて出店社が利益を得られなければ意味がない。

「新規出店が増えるだけでなく、サイトのページビューが増えて、出店企業の売り上げが伸びる」現象を伴うことで初めて「プラス効果あり」と言うことができる。

野田氏は、ページビューや売り上げも伸びたことをデータで証明。しかも、以下のような現象を教えてくれた。

「顧客の年齢層が変わったんです。これまでは決して多数派でなかった40代後半以上の方が増えました。しかも若い世代を上回る平均単価で商品を購入してくれた。これもまた実年層にファンが多いプロ野球による効果だといって間違いないでしょう」。

野田氏の説明を裏付けているのが下記のグラフである。

「楽天イーグルス立ち上げ奮闘記」は、毎週月・水・金に更新。次回は、10月17日(月)に掲載する予定です。

森川 直樹

立教大学経済学部卒業後、フジサンケイグループ、講談社グループを経て独立。ビジネス誌を中心に活動しつつ、一般誌、女性誌でも幅広いジャンルを手がけている。

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