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「期待され続けるチームになる」 楽天野球団 島田亨社長

2005年9月30日

「わが東北に野球チームがやってきた」という歓迎ムード、そして「1年目なんだから弱くたってしょうがない」という共通理解が追い風となって、楽天イーグルスは初年度を黒字で終えようとしている。名だたる大企業が球団の経営不振に窮々とする中で、これは快挙である。しかし、社長の島田氏は「最大の課題はこの状態を継続することだ」と自戒の念を口にする。では、そのための方策やいかに。

「口で言うだけなら簡単なこと。強くなればいいんです(笑)」。

相変わらず爽やかな笑顔を浮かべながら島田氏は言う。9月を迎えたプロ野球界では、優勝の行方がホットな話題となっている。その一方、来季へ向けた各球団の選手補強の情報にも注目が集まっている。楽天イーグルスにとっても、戦力増強は火急の課題。初年度を黒字で終えたとしても、現状のチーム力がいつまでも続けば、ファンもスポンサーも離れていく。

球場内や市内のグッズショップも盛況。応援グッズは楽天のネットショッピングでも売れている。

「目標は優勝ですよ。でも、僕たちの場合はまず『今年よりも確実に強くなること』が先。試合に勝てない日が続いても、東北のファンの皆さんは本当に温かく応援してくれています。その温かさに、正直なところ僕らは驚いています。心から感謝もしています。でも、もし2年目や3年目も同じような成績だったら、いかに東北のファンが我慢強くて温かくても、今のように応援はしてもらえなくなるでしょう。大事なのは、常に期待してもらえるだけの成果をゲームで上げていくことです」。

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