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プロダクトの充実と広告主のサポートに注力していく

2006年1月19日

(聞き手:大沢 玲子=フリーライター)

グーグル日本法人が設立されてから約3年半。現在同社のトップに立つ村上憲郎氏が社長に就いてから3年弱が経過した。その間、日本の検索サービス市場におけるグーグルの存在感は比較にならないほど大きくなった。それと同時に、検索連動型広告市場も急拡大している。

この約3年間、グーグルが日本で成し遂げてきたこと、そしてこれからの展望を村上社長に聞いた。

■就任してから約3年間。振り返ってどのように見ているか?

村上 エポックメーキングな出来事としては、2003年9月と10月に、Infoseekとgooがグーグルの検索エンジンを採用したこと。「日本市場において、プレゼンスを高める」という一つの目的を達成した。

グーグル日本法人 村上 憲郎 社長

その翌年ヤフーが独自のエンジンに移行したことも、もちろん大きな出来事ではあった。しかし、日本生まれのエンジンを使用していた2社が、Googleの検索エンジンを採用したことは、意味あるステップだったと思う。

■特に近年、多種多様なサービスのリリースが続いている。これは、なぜか?

村上 米国で使えるサービスと比較して、日本語版のサービスは見劣りがするという評価があった。英語で出されているサービスをなるべく早く日本でも出そうと続けてきた努力が、昨年くらいから実ってきた。

特に、遅れていたコンシューマー向けサービスが、続々リリースできた。これまでGoogleはプロユーザー向けという印象があった。今後は、幅広いユーザーに使ってほしいと考えている。

■広告収入の推移はどうか?

村上 こういう言い方をすると誤解があるかもしれないが、収入アップに対しては、あまり努力していない(笑)。それでも、リスティング広告(検索連動型広告)は、非常に伸びている。

もちろん、日本法人が立ち上がったばかりのころは苦労した。今は広告代理店との連携で、“自動振り込み”のように伸びていると言っていい。ただし、今後さらに市場が拡大していくと、今までのようにはいかない。広告主に対する営業やコンサルティングのスキルを高めてもらうため、代理店向けの認定資格「グーグル アドワーズ プロフェッショナル」(GAP)を設けた。まる1日、アドワーズに関する講義とテストを受けてもらう。まだまだ合格率は低い。

これまで付き合いがあった、ネット広告中心の代理店だけでなく、大手広告代理店も、リスティング広告事業に乗り出してきている。いいサイクルだと思う。

next:対ヤフー、検索では遜色なし…

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