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小泉さんの「自民党をぶっ壊す」に期待した国民

しかし3度目は違った。小泉さんは政策ではなく、「自民党」を語って当選した。長期低落傾向に陥り、8年前からは公明党無しには政権を担うこともできなくなった「自民党をぶっ壊す」と叫んだことこそ、小泉旋風のすべての始まりだった。

しかし、本当にぶっ壊すべきはいまの自民党ではないのか。

自民党で二代続いた政権放り出しを招いた自民党には、政権を担う資格はない。それでも民主党に政権を禅譲する気はないのだから、政権を担うに足る政党へと自民党を改革することが第一歩ではないのか。

再度、言いたい。

「政策を語る前に自民党を語れ」

財部 誠一(たからべ・せいいち)

1980年、慶應義塾大学を卒業し野村證券入社。出版社勤務を経て、1986年からフリーランスジャーナリスト。1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。金融、経済誌に多く寄稿し、気鋭のジャーナリストとして活躍。テレビ朝日系の『サンデープロジェクト』、BS日テレ『財部ビジネス研究所』などに出演。

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