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サブプライム危機は、日本企業にとって千載一遇のチャンス

2008年4月9日

「千載一遇のチャンスだというのに、日本の金融界は何もしないんですね」

サブプライローン問題をきっかけに、米国の金融業界は壊滅的なダメージをこうむっている。毅然としていられるメジャー・プレーヤーはゴールドマン・サックスとJPモルガンくらいなもの。その気になれば、米国の有力投資銀行を傘下に収めることができる、またとないビッグ・チャンスである。

しかし日本からは、そんな威勢のいい話は一切聞こえてこない。冒頭のコメントは産業政策にも精通するある知事のものだが、「はがゆくて仕方ない」と切歯扼腕していた。

金融危機はM&Aの歴史

確かに「金融危機」の歴史は「M&A」の歴史にほかならない。

1997年にタイの通貨危機から始まったアジア危機。ルーブルの価値が3分の1に急落して1998年にデフォルト(対外債務の支払い停止)宣言までしたロシア危機。同じく1998年から始まった日本の金融危機。いずれのケースでもM&Aの嵐が吹き荒れた。

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