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メールとFTPは、ありそうなパスワードを試す「パスワード破り」が多い。WWWログには、セキュリティホールのあるサーバーを探す試みが多い。パスワード破りの手口は次のようなものだ。2〜5分の間に、サーバーの初期登録のユーザー名や“ありがち”なユーザー名に対して、数10個ほどのパスワードを試行錯誤する。ログインできなければ去っていく。

ログインできたら、ウイルスを埋め込んだり、フィッシングサイトのWebページをアップロードしたり、メールを盗み見したりするのだろう。犯人は、あちこちのFTPサーバーを訪問してパスワード破りをするプログラムを動作させている。類似したパスワード破りが、月に数10回ほど訪れている。相手のIPアドレスは世界のあちこちである。

利用者が気がづかないだけで、すべてのWebサービスが上記のようなパスワード破りなどのアタックを受けている。こうした現実を知ると防衛本能が働く。初めて知ったとき、筆者はパスワードを複雑なものに変えた。

ログの公開はセキュリティ意識の向上に効く。利用者が危険性に気づけば、より複雑なパスワードに変更しようとか、不正アクセスに警戒しようという気になるものだ。

須藤 慎一

本業は通信や情報機器のプランナー/ライター。企業を訪問して事例を取材するのが大好き。ライフワークとして迷惑メール対策にも取り組んでいる。
http://www.ipaco.co.jp/prof/

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