自分のブログなどに不審な書き込みを見つけたら?
それでは、自分の管理するブログなどに隠しメッセージを疑わせる不審な書き込みを見つけたとき、どのように対処するべきだろうか? Webサービスの提供会社の場合は、利用者から「隠しメッセージかもしれない書き込みがある」と連絡を受けたときどうすればよいだろうか?
まず、犯罪と断定できる書き込みではないという問題点がある。隠しメッセージの内容を解読しなければ、個人情報などが含まれていると示すことができない。隠しメッセージ「かもしれない」という段階では、警察も届け出を受理しないだろう。日本には、隠しメッセージの申告や相談を受け付ける機関は存在しない。
隠しメッセージを放置すると、含まれている個人情報などを悪人が活用できてしまう。早期に削除するのが好ましいが、削除すると証拠も消してしまうかもしれない。管理者だけが見ることができる「非表示」という設定ができるなら、それを選ぶのがよい。
Web掲示板には「非表示」機能が付いているものがあるが、プログの場合、この機能の付いていないものが多い。Webサービスの提供会社も配慮が必要だ。「非表示」機能の追加は面倒だが、いざ問題が発生したときの対応を考えると機能を追加した方が効率的かもしれない。利用者や警察から情報の提供を求められて、膨大なログから発掘するのと、利用者が自身の判断で保存した情報を、利用者自らが警察に提出してくれるのを比較すれば、その差は歴然である(書き込み者のIPアドレスも保存する方が望ましい)。
プログを設置していたら、ある日、警察が事情聴取にやって来た、というのは勘弁願いたいものだ。使わなくなったブログやWeb掲示板など、管理が行き届かないものは抹消するのが賢明だ。Webサービスの提供会社も、一定期間、利用がなかったブログなどは、利用者のページを自動的に抹消する契約条項と削除機能を盛り込むと安全性を高められる。
あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください
この連載のバックナンバー バックナンバー一覧へ 画面先頭に戻る
- 検索すると危険な著名人は「ブラッド・ピット」 (2008/09/29)
- メルマガやMLの悪用被害、受信者は知らせてくれない (2008/09/22)
- オンライン取引時には頻繁にパスワードを変更する(16.6%) (2008/09/16)
- メルマガをCc:で誤送信して顧客情報を漏洩 (2008/09/08)
- 不正アクセスを知ったのは「警察からの連絡」が73% (2008/09/01)

