学生は就職活動の際に穏当なメールアドレスに変更
ケータイ利用者の“迷惑メール対策”のせいで、パソコンユーザーが返信に手間をかけざるを得ない。この事態が解決する様子はない。
ケータイ向けの迷惑メールはかなり減ったので、規格外れのメールアドレスを付ける人は、今後減るだろうか? その可能性は薄い。最近は、メールアドレスに「顔文字」を組み込む学生が増えており、もはや主流にすらなりつつあるからだ。
ケータイは加入者が多いので、他人が利用していないメールアドレスを取得するには、かなりの長い文字列をつくらないといけない。文字や数字でメールアドレスを考えるのも手詰まりである。絵文字や顔文字などのデザインをメールアドレスに組み込めば、容易にバリエーションを増やせる。
例えば、「namae-_-...@xxxx.ne.jp」「-_-namae-..-@xxxx.ne.jp」といったタイプのメールアドレスがよく見られる。使える記号が限られるので、必然的にピリオドがらみの規格外れが多発する。
「就職活動中の学生や新卒社員のケータイメールアドレスは、顔文字などの風変りなメールアドレスは少ない」と言う人事部の方がいるかもしれない。周囲の学生に聞いたところ、就職活動の直前に、“穏当な”メールアドレスに変更するのだという。
規格外れのケータイメールアドレスを使うと、企業からの連絡を受け損ねて就職活動が不利になる。就職ガイダンスなどで、学校がそのように告知するらしい。入社が決まっても、会社からの連絡が来るので変更するわけにはいかない。入社後は、別の理由でケータイメールアドレスの変更をしない。学生時代の友人と連絡が取れなくなると困るからである。
いまのところ、ビジネスパーソンのケータイメルアドは比較的まともなところに落ち付いている。しかし、あと数年もすれば、顔文字メールアドレスで堂々と入社してくるビジネスパーソンが増えるかもしれない。
それまでに、メールアドレスの規格外れ問題を解決しておく必要がありそうだが、携帯電話会社が規格に従うのか、規格そのものを変えるのか議論が二分しそうである。
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